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摂食障害を自分で治す方法(1)

2008年12月09日 | 心理療法ハッピーライフ
摂食障害を自分で治す方法(1)


2008年12月9日(火)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今回から摂食障害を自分で治す方法のスタートです。


最初に、摂食障害を「あっと言う間」に治す方法をお教えしましょう。
この方法は対人緊張症や神経症、うつ病にも有効なのですが特に摂食障害の人には良く分かって頂けると思います。


あなたが今日のご飯が食べられるかどうかの貧しい国に行って現地の人と同じように生活すれば摂食障害は「あっと言う間」に治ります。


この書き方とこの答えに「ひんしゅく」を感じている人がいると思いますが、悪く思わないで下さい。
あなたの為になりますから読み続けて下さい。

今日のご飯が食べられるかどうかという所で、過食症にはなれないでしょう。
そして、拒食症も無理です。
あり余る食べ物があるから拒食症、過食症になれるのです。
日本から移住した暫くの間は人の目などを気にするかも知れませんが、食うや食わずの世界なのです。
今日が生きられるかどうかの世界なのです。
自分のプロポーションを維持しなければいけないという考え方など無くなってしまう筈です。
逆に痩せているあなたよりも太っている人の方が美しく思われる可能性があります。

前回のブログに少し書きましたが、摂食障害は食べ物に困らなくなるという豊かな世界になって初めて発生した奇妙な現象なのです。
聞く所によると、19世紀のヨーロッパで最初の摂食障害の報告があり、金持ちの令嬢しか掛からない不思議な病気と考えられ、当初は「金持ち病」「社長病」と呼ばれたそうです。
ですから、摂食障害は発展途上国にはありません。
日本も食うや食わずの戦中、戦後にはありません。
映画になった三丁目の夕日の時代もまだまだありません。

昔は「健康優良児」という制度や「恰幅(かっぷく)がいい」ということわざもありました。
ご存知の方もいるでしょうが、「健康優良児」とは今の日本人が見るとデブです。
昔のまだまだ食べるものが十分でなかった頃は全国のデブの男の子、女の子を選んで最後は文部大臣が表彰していたのです(笑)。
しかし、今では学校の保健の先生が栄養指導をするでしょう。

「恰幅(かっぷく)がいい」は太っている人の褒め言葉でした。
今では
「社長はメタボですねえ。うらやましいですねえ。」
と言っているようなものです。
おかしいですよね(笑)。


昔は太るよりも栄養失調が怖かったから痩せている人よりも太っている人の方が健康という風にちょっと前の日本でも考えられていたのです。


お分かり頂けましたでしょうか?
第一回目の趣旨は、摂食障害は本当の病気ではない、という事です。
しかし、社会生活が出来ないほど、拒食で余りにも痩せすぎたら命の危機ですから、結果的には病気で良いと思います。
絶対に精神科や心療内科に通って下さい。
しかし、本質的には本当の病気ではないという事です。
ですから、摂食障害の治し方は本当の病気ではありませんから心の間違った価値観を修正しなければいけません。
逆に言うと心の間違った価値観を修正すると簡単に治ってしまうのです。
理由は本当の病気ではないからです。


お分かり頂けましたでしょうか?



摂食障害は、特に拒食症の場合は命の危機になる場合がありますから絶対に精神科、神経科、心療内科に通われて下さい。
心理療法は医学に代わるものではありません。
医学の投薬治療と考え方を修正する心理療法は「両輪の車」です。
片方だけではうまく走りません。
必ず病院に通ってくださいね。



本の出版を考えていますと何度か書きましたが、企画書の段階で中々うまく通りません。
このブログを読まれている出版社の人や出版に詳しい方、宜しかったら、アドバイスをお願い致します。
よろしくお願い致します。


摂食障害のお話は次回に続きます。



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