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ストレス対処法(心理療法)

2009年01月16日 | 心理療法ハッピーライフ
ストレス対処法(心理療法)


2009年1月16日(金)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


不景気になり、更にストレスを強く感じる人たちが増えていると思います。

今日はストレスに関してのお話です。


1. ストレスは環境と感じ方の合計です。
このブログで何度か書いている『新入社員A君B君の話』を覚えてくれている人は多いと思います。http://blog.goo.ne.jp/yasuhiro_1959/d/20081011
一緒に会社に新入社員として入って一緒に仕事をして一緒に失敗をして一緒に部長に怒られてもストレスの差があります。
これはストレス環境は同じでもストレスを感じる感じ方の差があるという事です。

2. ストレス環境をストレスの少ない環境にする必要が第一番です。
しかし、この不況で自己防衛をしても中々ストレス環境を良好にするのは難しいと思いますが、まずは環境の整備を考えられて下さい。

3. ストレス軽減の二番目は、ストレスを感じる感じ方を『新入社員A君B君の話』のB君のように、多方面から物事を見る洞察力や対人関係の整備、不安の処理の仕方などの能力を向上して同じストレス環境でもストレスに強い精神状態にする事が二番目に良い事です。
しかし、すぐ、簡単にストレスに強い精神状態にするのは難しいです。
心理療法ハッピーライフでお手伝いしている事の一つです。

4. ストレス軽減の三番目はリラックスや休息、レクリエーションなどで自分自身を落ち着かせたり気持ちをそらすなどです。
シュルツの自律訓練法(必要な場合は心理療法ハッピーライフでお教えしています)や趣味、運動などをする事です。


お分かりでしょうが、ストレスに関しては、ストレスが発生しない環境にする事が一番です。
二番目は、ストレスが発生してもストレスを多方面から見る洞察力などを養いストレスに強い精神(ストレスの処理)にする事です。
三番目は、ストレスは減りませんが、ストレスで疲れた心をリラックスや休息、運動などで回復する事です。
しかし、三番目は根本解決にはなってはいません。
多くの人たちはストレスというと三番目のストレスで疲れた心をリラックスや休息、運動などで回復する事を考えると思いますが、もっと根本からストレス自体を軽減させないと現代社会はとても疲れる世界になっているという事を考えて頂きたいと思います。
二番目のストレスに強い精神状態(ストレスの処理)のお手伝いを心理療法ハッピーライフでは行っています。