ストレス軽減(2)(心理療法)
2009年1月19日(月)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
前回書きました「ストレス対処法」の評判が良かったのでもう少し詳しく書いてみますね(笑)。
ちなみに、ストレスは心身の色々な病気の原因、心ですと神経症やうつ病などになる原因ですから、休息や眠り、お酒、趣味などで心の疲れの回復をする事は重要ですが、今の世の中は環境ストレスが大き過ぎますから環境ストレスを軽減する事から考えられる事をお勧め致します。
ストレス軽減の一番良い方法は
1. ストレスの原因自体を少なくする事が最も良い方法です。
不景気になり、仕事でストレスを感じる項目は、
「会社の将来性に不安を感じる」
「自分の雇用の安定性に不安を感じる」
などが多くなっているそうです。
それ以外にも「人間関係の問題」や「長時間労働」などが挙げられます。
まずは「誰でも出来る仕事」から「貴方にしか出来ない」仕事に評価を変えて行く事です。
こういう話をすると、最初に思いつくのは、「司法試験に合格すれば良い」とか「医師になれば良い」という事だと思います。
もちろん司法試験に合格したり医師になれればそれに越したことはないのですがとても難しいです。
また、私は心理療法の先生ですから心理療法的に答えさせて頂くと、
「人は人の中で生きる動物ですから人から高い評価を取れる自分になれば良いのです。」
(1) 今働いている職場の中で高い評価を取るにはどうすれば良いか考えてみましょう。
おそらく貴方より高い評価を取っている人は貴方の二倍働いたり二倍の成績を上げてはいないでしょう。
よく言われる言い方ですが、プロ野球で首位打者を取った選手と二位になった選手の差が、1厘差、もっと極端に言うと、1毛差、だったとしましょう。
ほとんど差はありません。
ほとんど成績に差はありませんが評価は大きく違ってきます。
人事考課は能力評価、業績評価、情意評価の三つがあります。
情意とは「感情と意志。気持ち」です。
能力評価、業績評価に対しても人が評価をするのですから評価する人の気持ちが入ります。
「ゴマをすれ」と言っているのではありませんが、「人付き合いは苦手だ」という事ですとせっかく能力や業績が良くても良い評価を取れません。
貴方の年齢やポストにもよりますが、「がんばっている、やる気がある」と思わせる事や「期待」を持たせる事、「一緒に仕事をする心地良さ」「上司としてのリーダーシップ」などの能力開発をしなければ宝の持ち腐れになる所かストレスになる場合もあります。
「相手の立場になって人はどう自分の事を思っているか?」
「自分や自分の周りを鳥瞰(ちょうかん)するとどのように見えるか?」
などの能力を磨き、自己評価を高める事で、会社が倒産しても貴方の取引先などの人たちの評価が高ければ再就職は容易に出来るでしょう。
また、評価が上がればポストも上がりますから労働時間の裁量なども自分で決められる所が大きくなるでしょう。
何よりも嫌な人間を減らす事自体も大きなストレス解消の一つです。
心理療法ハッピーライフではこのような人間関係開発のお手伝いもしています。
まずは「人間関係の重要性」を受け入れ、
「相手の立場になって人はどう自分の事を思っているか?」
「自分や自分の周りを鳥瞰(ちょうかん)するとどのように見えるか?」
をじっくりと紙に書きながらされる事をお勧め致します。
(2) 次に、転職を考えている人や、現在はパートや派遣をしていて正社員になりたい(正社員になれる能力を身につけたい)と思っている人でしたら、面接で採用が決まるかどうかがほとんどです。
ですから、更に面接で「期待を持たせなければいけません」。
面接は自分を売り込む「販売」や「営業」に来たと思って売り込まなければ、貴方の経歴などの資産が立派な場合は別ですが、誰も買いません。
人との係わりは苦手だ、などと言う人もいるでしょうが、貴方は人間です。
人間は人の中でしか生きられません。
念の為に書きますが、「若い」というのも資産です。
若い時はそんなに頑張らなくても仕事先は「若い」という資産が物を言って決まるでしょうが、年齢を重ねれば重ねるほどこの資産は減って来ます。
経歴などの資産を磨く事も重要ですが、平行して「人間関係開発」、人の中で良い評価を取る練習が必要なのです。
今日は、ストレスの原因自体を少なくする事が最も良い方法、に関して書いて来ました。
評判が良ければ二番目の「ストレスを感じる貴方自身の感じ方を新入社員のA君B君の話のように減らす」というテーマで書こうと思います。
ちなみに、評価は主にブログの来訪者数と閲覧数で判断をしています。
参考に、ストレス軽減の二番目、三番目は下記(前回の内容)になります。
2. ストレス軽減の二番目は、ストレスを感じる感じ方を『新入社員A君B君の話』のB君のように、多方面から物事を見る洞察力や対人関係の整備、不安の処理の仕方などの能力を向上して同じストレス環境でもストレスに強い精神状態にする事が二番目に良い事です。
しかし、すぐ、簡単にストレスに強い精神状態にするのは難しいです。
心理療法ハッピーライフでお手伝いしている事の一つです。
3. ストレス軽減の三番目はリラックスや休息、レクリエーションなどで自分自身を落ち着かせたり気持ちをそらすなどです。
シュルツの自律訓練法(必要な場合は心理療法ハッピーライフでお教えしています)や趣味、運動などをする事です。
2009年1月19日(月)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
前回書きました「ストレス対処法」の評判が良かったのでもう少し詳しく書いてみますね(笑)。
ちなみに、ストレスは心身の色々な病気の原因、心ですと神経症やうつ病などになる原因ですから、休息や眠り、お酒、趣味などで心の疲れの回復をする事は重要ですが、今の世の中は環境ストレスが大き過ぎますから環境ストレスを軽減する事から考えられる事をお勧め致します。
ストレス軽減の一番良い方法は
1. ストレスの原因自体を少なくする事が最も良い方法です。
不景気になり、仕事でストレスを感じる項目は、
「会社の将来性に不安を感じる」
「自分の雇用の安定性に不安を感じる」
などが多くなっているそうです。
それ以外にも「人間関係の問題」や「長時間労働」などが挙げられます。
まずは「誰でも出来る仕事」から「貴方にしか出来ない」仕事に評価を変えて行く事です。
こういう話をすると、最初に思いつくのは、「司法試験に合格すれば良い」とか「医師になれば良い」という事だと思います。
もちろん司法試験に合格したり医師になれればそれに越したことはないのですがとても難しいです。
また、私は心理療法の先生ですから心理療法的に答えさせて頂くと、
「人は人の中で生きる動物ですから人から高い評価を取れる自分になれば良いのです。」
(1) 今働いている職場の中で高い評価を取るにはどうすれば良いか考えてみましょう。
おそらく貴方より高い評価を取っている人は貴方の二倍働いたり二倍の成績を上げてはいないでしょう。
よく言われる言い方ですが、プロ野球で首位打者を取った選手と二位になった選手の差が、1厘差、もっと極端に言うと、1毛差、だったとしましょう。
ほとんど差はありません。
ほとんど成績に差はありませんが評価は大きく違ってきます。
人事考課は能力評価、業績評価、情意評価の三つがあります。
情意とは「感情と意志。気持ち」です。
能力評価、業績評価に対しても人が評価をするのですから評価する人の気持ちが入ります。
「ゴマをすれ」と言っているのではありませんが、「人付き合いは苦手だ」という事ですとせっかく能力や業績が良くても良い評価を取れません。
貴方の年齢やポストにもよりますが、「がんばっている、やる気がある」と思わせる事や「期待」を持たせる事、「一緒に仕事をする心地良さ」「上司としてのリーダーシップ」などの能力開発をしなければ宝の持ち腐れになる所かストレスになる場合もあります。
「相手の立場になって人はどう自分の事を思っているか?」
「自分や自分の周りを鳥瞰(ちょうかん)するとどのように見えるか?」
などの能力を磨き、自己評価を高める事で、会社が倒産しても貴方の取引先などの人たちの評価が高ければ再就職は容易に出来るでしょう。
また、評価が上がればポストも上がりますから労働時間の裁量なども自分で決められる所が大きくなるでしょう。
何よりも嫌な人間を減らす事自体も大きなストレス解消の一つです。
心理療法ハッピーライフではこのような人間関係開発のお手伝いもしています。
まずは「人間関係の重要性」を受け入れ、
「相手の立場になって人はどう自分の事を思っているか?」
「自分や自分の周りを鳥瞰(ちょうかん)するとどのように見えるか?」
をじっくりと紙に書きながらされる事をお勧め致します。
(2) 次に、転職を考えている人や、現在はパートや派遣をしていて正社員になりたい(正社員になれる能力を身につけたい)と思っている人でしたら、面接で採用が決まるかどうかがほとんどです。
ですから、更に面接で「期待を持たせなければいけません」。
面接は自分を売り込む「販売」や「営業」に来たと思って売り込まなければ、貴方の経歴などの資産が立派な場合は別ですが、誰も買いません。
人との係わりは苦手だ、などと言う人もいるでしょうが、貴方は人間です。
人間は人の中でしか生きられません。
念の為に書きますが、「若い」というのも資産です。
若い時はそんなに頑張らなくても仕事先は「若い」という資産が物を言って決まるでしょうが、年齢を重ねれば重ねるほどこの資産は減って来ます。
経歴などの資産を磨く事も重要ですが、平行して「人間関係開発」、人の中で良い評価を取る練習が必要なのです。
今日は、ストレスの原因自体を少なくする事が最も良い方法、に関して書いて来ました。
評判が良ければ二番目の「ストレスを感じる貴方自身の感じ方を新入社員のA君B君の話のように減らす」というテーマで書こうと思います。
ちなみに、評価は主にブログの来訪者数と閲覧数で判断をしています。
参考に、ストレス軽減の二番目、三番目は下記(前回の内容)になります。
2. ストレス軽減の二番目は、ストレスを感じる感じ方を『新入社員A君B君の話』のB君のように、多方面から物事を見る洞察力や対人関係の整備、不安の処理の仕方などの能力を向上して同じストレス環境でもストレスに強い精神状態にする事が二番目に良い事です。
しかし、すぐ、簡単にストレスに強い精神状態にするのは難しいです。
心理療法ハッピーライフでお手伝いしている事の一つです。
3. ストレス軽減の三番目はリラックスや休息、レクリエーションなどで自分自身を落ち着かせたり気持ちをそらすなどです。
シュルツの自律訓練法(必要な場合は心理療法ハッピーライフでお教えしています)や趣味、運動などをする事です。