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対人緊張症の全体像(11) 7方向の個々の説明(6) 本音と建前

2009年09月01日 | 心理療法ハッピーライフ
対人緊張症の全体像(11) 7方向の個々の説明(6) 本音と建前


2009年9月1日(火)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


本音と建前、の意味はお分かりだと思いますが、
本音とは、本心、本当の気持ち
建前とは、表面的なもの、場合によってはうそ
という意味になります。

使用例ですが、あなたが入院している人のお見舞いに行ったとしましょう。
本音では、顔色が悪いな、と思っても、
建前では、顔色も思っていたより全然良いじゃないか、
などと言いますよね。


対人緊張症をなくすためには、

本音(本当の気持ち)で全ての人と対等にならなければいけません。
20歳を超えたら、肉体的にも社会的制度的にも、総理大臣であろうが、天皇陛下であろうが、ノーベル賞学者であろうが、外国人であろうが、男性であろうが、女性であろうが、もちろん、あなたの勤めている会社の社長や上司とも、本音で対等という気持ちをしっかり受け入れなければなりません。

しかし、クライエントさんの中には、会社の上司や社長は偉い人で自分より上ではないかと言う人がいます。
会社の上司や社長も本音からしたら同じ人間で対等以外の何者でもありません。
肩書きや立場が違うだけです。
肩書きや立場は建前の一つです。
より良い人生を生きる為にお金が必要だから会社に入って自分の時間と自分の労力を提供してお金に変えている所の命令系統の上にいるだけで、同じ人間としては対等そのものです。
ですから、上司や社長とも本音では対等意識をしっかり持ち、建前は「社長は偉い人ですね」という感じでお世辞を言っている方が世渡りとしては良いのです。

今日の結論です。
20歳超えれば、自動的に肉体的にも社会制度的にも全ての人間と本音で対等になっている。
対人緊張症の人たちは子供意識のまま既に対等なのに自分は下だと勘違いをしているのです。


次回は、7番目 不安の処理の仕方 について書こうと思います。

お楽しみに(笑)。


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大丈夫(笑)。


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心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年8月開業ですから12年目になります。


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