熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

筑後川

2009-09-12 05:00:28 | 文章
9月11日(土)、天気不明。

只今5時。夜明け前です。
先ほどまでNHKテレビ「新日本紀行」を見ていました。
やっていたのは「筑後川流域の生活」。

キーワードは小鹿田(おんた)焼き、水車、一子相伝、清流筑後川、鮎押し漁、水遊び。
昔ながらの日本の山間の、何か懐かしい風景と人の生活。
ここで生活する人々。親子4代。合計13世帯の小さな集落。

小鹿田焼きは、水車を利用して土を粉にし、泥田でよりきめ細かな槌にするところから始まる。轆轤は足で廻す。すべてが手作り。素朴なの雑器。窯元は昔から10軒、今も10軒。一子相伝が守られているという。

鮎押し漁は、深夜、鮎が寝ているところを、5~6人が岩陰を手で探りながら押さえるようにして捕るところから、この名で呼ばれる漁法。
まるで大人の水遊び。楽しそうだ。
やってみたいと思う、うやましい情景でした。


昨日は、塩井さんから携帯電話で「今、仕事で地元の教育委員会の皆さんと奈良の田原町に来ている。小中一貫校の視察」とのことでした。

「帰りの通り道だし、差し支えなかったら、皆さん一服のつもりで寄っていってください」と言うことで、14時過ぎに一行7人の方々に来ていただきました。
滞在時間は、皆さんでコーヒーを飲みながら30分ほどでしたが、将棋には余り関係がなくても、いろいろな方と語らいのひとときは楽しいものです。

その後、約束をしていた小林さんに会うため、小生は奈良に。
奈良駅近くのホテルのロビーで30分ほど話をして、とんぼ返りしました。


写真は、古い駒。
江戸時代の書き駒で、銘はない。
長年使われて、飛車角などは漆が摩滅している。
これも何か、懐かしい風情の駒である。


夜が明けました。低い雲が垂れ込めています。
今日はどうやら雨になるようです。
1時間ぐらい寝ることにします。
では、また。
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駒の写真集

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