熊澤良尊の将棋駒三昧

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機械式駐車場問題

2016-04-11 05:29:19 | 文章
4月11日(月)、曇り。

雨が近いような、今朝の村雲。
予報では寒くなるような。

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昨日は、建設されて15年が経つマンション敷地内の機械式駐車場をどうするかの集会でした。
世間では撤去されるケースが多いそうです。
事の起こりは3年前。
メンテナンス会社は、このままでは安全性が担保できないと、設備のリプレースを提案してきました。
リプレースには6千万円掛かるそうです。

現設備の機械式駐車場の収納方式は、2通り。
ぐるぐる回転させる複雑な駆動方式と、上下だけに動く単純な駆動方式の2種類です。

複雑な回転方式は故障が多いのに比べ、単純な上下式は故障頻度は15年間で2回だけなんです。
理事会では、それを一緒くたに全て撤去し、全面平面化することで進めたいと言うことで、その説明会が昨日ありました。
平面化すると、約70台収納出来たものが、27台に減ってしまいます。
それが大きな問題なのです。

小生は11人いる理事の一員なのですが、殆んど故障が無い「上下式は残すべき」という主張です。
上下式をのこせば、47台を確保できるということになるのです。
この主張を1年半以上、理事会で主張しているのですが、小生以外の理事は「業者が安全性を保証できない」と言っている限り「全面平面化」でなければと言います。

業者の言い分をそのまま鵜呑みにして良いのかという疑問。
現に、まだまだ使えている機械式駐車場なのです。
全て平面化してしまうと、後戻りは出来ません。
本当に廃棄しなければならないかどうか。
第三者の専門家に、を、診断をしてもらう方法もあると思います。

世間には、これと同じような問題が、あちこちで起きていると思います。

余談ですが、業者はリプレイスで6千万円の売る上げを目論んでの提案なんでしょう。
しかし全面平面化すれば、メンテナンス収入の年間120万円も無くなってしまうわけで、バカな提案をしたと悔やんでいるのでしょうね。

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