熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
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目次

作品 文章 写真 販売品

映像は、象牙の駒と、ツゲ2組の盛り上げ駒

2016-04-23 06:18:50 | 文章
4月23日(土)、晴れ。

昨日は24℃。
今日は25℃超え。
まさに、初夏の陽気。

ーーーー
「象牙の駒」。
いよいよと言うか、やっとと言うべきか。
ほぼ出来上がりました。

こんな感じです。




大きさ、駒の文字は、410年前の水無瀬駒に倣っての書き駒。
双玉、玉将の厚みは超13ミリ。高さは32ミリ超え。
ボリューム感一杯に再現しました。

実用品では無いこともあって、この駒用の特製の箱は、只今、考え中。
写真撮影のために、取りあえず手元の敷き盆にこのように並べてみました。

アイデアとして、

こんな平箱にする手もありましょうが、
丸あるく全体を繋げて並べられるように、1ミリくらい彫り込んだベースに嵌めこめるようにしてはと提案中。
蓋には、由来書きを墨書しようかとも。
OKなら、早速、取り掛かり、出来れば完成です。

ーーーー
昨日の会話の一部。

→「お忙しいのに、わざわざ、こんな田舎まで来ていただいて、恐縮です。以前、どこかでお会いしたかもしれませんね」。
「将棋会館とかでお見かけしたことはあります。親しくお話するのは初めてです。昨日はデビュー戦でした」。

→「どうでしたか」。
「何とか・・」。

→「それは結構でした。で、順位戦はまだですよね。それとも?」.
「新人王戦です」。

→「新人戦王戦は、以前優勝されたこともある・・」。
「ハイ」。

→「ところで、将棋はお父さんの影響ですよね・・」。
「ハイ。最初は父に倣い、2つ違いの兄とやってました」。

→「それでは、谷川兄弟と同じ・・」。
「先生のお兄さんは大変な強豪ですが、私の兄は初段程度です」。

→「ところで、九州の大地震。宮崎でも影響はあるでしょう」。
「宮崎は熊本ほどでも無いようです。熊本には姉たちが居て、けがはありませんが、被害は少し・・」。

→「そうですか。ところで宮崎での祝賀会、実行委員長さんから昨日、案内状をいただきました。先日、お師匠さんからも、  案内状を送るからと電話がありました。行けるかどうかまだ決めていませんが、スケジュール調整して返事をしようと   思っています・・」。

「是非に。ホテルや切符はこちらで用意しますので」。
→「有難うございます。ホテル・航空券は実行委員会で用意していただけるそうです。ところで、今日のご予定は?」。

「4時に、連盟へ」。
→「分かりました。大阪には1時間20分ぐらい。2時過ぎの電車なら3時半には。実は、ひと番、教えていただこうかなと  思っておりました。飛車落ちで30分程度で・・」。

と言うことで、結果は果たして・・。
映像は、この日、持参された2組の駒。
右は、師匠からいただかれた駒。文字は、44歳時の筆跡駒。
もう一つは、実用の駒箱入。谷川先生36歳時の筆跡駒。
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駒の写真集

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