熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

盗難リストの駒、比較

2018-03-14 19:35:09 | 文章
3月14日(水)、晴れ。

日中は、ポカポカ陽気。
桜のつぼみも膨らんだことでしょう。

例の駒強奪事件。
逮捕されたのは、被害者を装った店主とその仲間たち4人。
それに加え、もう一人、逮捕者が出たとの報道です。

彼らは否認しているようですが、自作自演の保険金詐欺の疑い濃厚。
実際は保険金を得てる処までは行き着いていないので、正しくは保険金詐欺未遂事件と言うことでしょう。

ところで、盗難事件で強奪者が床に落としていったバラけた片割れ駒が数十枚。
それと共に、強盗が現場に残していった空箱のラベルから、盗まれた駒がほぼ特定出来る訳です。
しかし、それらと、店主が警察に届けた盗難駒リストとは、ほとんど合致しない。

具体的にどのような食い違いか、その二つを作者別に見比べてみましょう。
右は店主が盗難品だとする駒の組数。右が現場に残された空箱のラベルの組数。

   露滴作(5百万円だって)1組  ⇒  0組
   奥野作(2百万円だって)3組  ⇒  0組
   龍山作・豊島作      5組  ⇒  0組
   宮松作・影水作      4組  ⇒  1組
   木村作            4組  ⇒  1組
   静山作          1組  ⇒  1組
   秀峰作・村川作      0組  ⇒  2組
   掬水作            3組  ⇒  0組
   児玉作           3組  ⇒  0組
   竹風作            3組  ⇒  5組
   良尊作            1組  ⇒  0組
   その他           10組  ⇒ 28組  (香月作・伏龍作・秀水作ほか) 
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
   合計            38組  ⇒ 38組
            (5200万円) ⇒(実際は、せいぜい2~3百万円ほど?)

こんな感じです。
盗まれたとする駒の中には、以前に第3者に売却済みのモノが、少なからずある。
床に残されたバラ駒には、レーザー彫りの伏龍作などの、安物も結構ある。
おかしいね。お粗末。

以上です。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726