熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
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新作の「巻菱湖」

2020-10-08 19:26:59 | 作品

10月8日(木)、一日中の雨。
気温も下がりました。

今日の映像は、新作の「巻菱湖」。
意図的に漆を控えめに盛上げています。
世間では一般的に、漆はこんもりと盛上げたのが好まれる傾向があるようです。ですが、本当にそれが良い駒なのでしょうか?
私は、ほどほどが良いという取らまえ方です。
駒は、先ず実用に適していること。これが第一で、盛上げた漆が高すぎるのは使いにくいし、品格の点でどうか?と思うので、ほどほどが良いという理由は、ここにあります。
一方、この駒は意図的に漆盛上げの厚みを控えめにして作りました。
自分で言うのは気が引けますが、結果は思いのほか、品よく出来上がりました。この駒は新しい試みであり、今のところ通常の市場には出回わるかどうかはわかりませんが、使いやすいと思うのです。
どなたか、実際にモニターとして使っていただける方がいらっしゃれば、使っての感想など、お聞きしたいと思います。

コメント (4)
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