私が日頃愛用しているのは「宗歩好み」。
今から25年くらい前に作成したモノで、専ら自分用の駒として、駒袋に入れて使っています。
今日はこれをアップします。
日頃は、余り指すことはありませんが、年に何局かはこれで指したり、タイトル戦会場での控室、継盤の駒として、何年もの間、多くの立ち合いの先生方にも使っていただいています。
ですので、この駒にはそれら複数の先生方の指先の手油も染み込んで、今では、良い飴色を呈するに至った歴史を持ち合わせています。
約25年もの間、日頃は駒袋と角型の駒箱に入れて無造作に持ち歩いたりして使っていますが、非常に硬い素材に加えて入念完璧な面取りをしていることで、ほとんどキズらしいキズはついておりません。
数年前、タイトル戦会場の控室でこれを見た立会人の高段の先生は、ことのほか気に入られて、後日、工房に来られて「譲ってもらえないか」とおっしゃったのですが、私が長年にわたって使っている駒だからとお話して、新規に別の材料で作ることで納得していただきました。
駒の写真集
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