10月28日(水)、晴れ。
昨日、引き出しを整理していたところ、象牙の駒木地が出てきました。
その映像です。
右がセットの一組。左は予備の余り駒。
大きさは、400年前の水無瀬駒に倣っての分厚い造りにしています。
何年か前に、ここまで成型して引き出しに入れていました。
以前は象牙素材の入手はそれほどでもなかったのですが、近年(昨年以降)は、象牙製品の流通規制が強まって、今は象牙の箸さえも入手が困難になってしまいました。
象牙の駒制作は、どうやらこれが最後になるように思いますが、近々、時間が出来たら駒に仕上げようかと思っています。
文字は、400年前の水無瀬に倣っての漆書き。
出来上がりは、おそらく来春になることでしょう。
一組、在庫がありましたので、アップします。
盤は縦194ミリx横173ミリ、厚さ30ミリ。榧柾目の一枚板。
榧の良い匂いが漂います。
駒は薩摩ツゲ、小生肉筆の漆書き駒。余り歩1枚。
これに桐製駒箱とフクロウの駒袋をセットし、価格は、従前どおりの15万円といたします。
駒の写真集
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