熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
残部僅少、注文受付中。

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今日の一日、その2

2024-12-01 21:47:32 | 文章

赤くなったモミジの大鳥居と山門をくぐって、境内に。
山門を入ってすぐの左には、ポリタンクを抱えた10人を超える人の列。
「水無瀬に出でる水」を求める人たちで、これはいつものこと
正面が拝殿。左には社務所。その間が客殿で、今日の会場。
靴を脱いで、中に上りました。

今日の参加者は、23名ということで聞いていましたが、1時間以上も前なのでまだ、誰も来ていません。
奥の別座敷には今日のメインとなるお宝が準備されていて、前もって下見することにしました。こんな感じです。


30分前になると三々五々、少しずつ増え始めました。
まだ少し時間があるので、皆さんと雑談。
といっても、この雑談の双方向コミニケーションは貴重で、緊張が和らいで、今日の雰囲気づくりにも役立ちます。

14時きっかりに満杯になりました。
遠くは九州長崎、関東は群馬、東京、千葉からも。
やがて、主催者側の総合司会があって、いよいよ私の出番。
その時の映像ですが、中央最前列の方が、ニッコリと。


先ずは、参加者皆さんへの敬意の言葉から始めて自己紹介のあと、今日お渡ししている資料類は「水無瀬駒」の大写し映像コピー、島本町教育委員会発行の小冊子「水無瀬駒」等々で、その確認。
次に、「水無瀬神宮に遺されているお宝は何があるか」の再認識をして、その一つ一つの説明を約1時間。
その後がメイン、お宝の見学で、3組に分かれて、別室での対面でした。
その間、待ち時間を利用して、小生が「玉将」とか「観」とか、各人の希望を聞いて即席の墨筆も。
その後は、本物の「水無瀬駒」等を見ての感想等、質疑応答の時間。
これが活発に20分ほど。
織豊時代の研究を専門にされている学者先生も二人参加されていて、「水無瀬神宮にこのような貴重な馬日記があるのは知らなかった」など、ご感想もお聞きできたのは、小生、望外のことでもありました。
そんなあんなで、予定きっかりの16時。今日の「水無瀬駒見学会」が無事終りました。

終了後、みなさんの感想アンケート全てに目を通して、帰宅が20時。
皆さんの帰宅は、いつになったでしょうか。
やあ、お疲れさんでした。






 

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今日の一日、その1

2024-12-01 20:47:01 | 文章

12月1日(日)、晴。
午前中の8時半。群馬県からのお客様。
その方が、持ってこられた「駒」。彫り駒でした。

箱は小生のタイプではなく、誰かが作った駒なんだろうと思いながら、「淇洲、シッカり彫られている駒ですね」と。
しかし、ジッと眺めているうちに「アレッ。ひょっとすると私の駒?」と尋ねると「そうです」。
聞けば、四日市「東海将棋ファンの集い」で買っていただいたとのこと。
「アッ、そうですか。漆は黒漆でなく木地漆。40年くらい前の駒ですね。少し思い出しました」と。
こんな会話をしながら、10時過ぎに、そのお客様の車で水無瀬神宮へ向かう。
24号線を北へ。八幡あたりから淀川を渡って大山崎に。
それを左に。やがて水無瀬の里の辺りで、軽い昼食。
丁度、1時間の行程でした。

水無瀬神宮の前に、島本町歴史資料館に立ち寄って、ここには、以前、小生が作った「小将棋駒」と「中将棋駒」、水無瀬駒のレプリカが2組展示されていました。
でも永年、展示ブースに入れっぱなしの為か、木地表面のしっとり感が消え失せていたのが、気になりました。

水無瀬神宮には、12時半に到着。
映像は、大鳥居をくぐって赤くなったモミジの参道の情景。

山門をくぐると、ここに湧き出る「お水」を求める人の行列。
相変わらず10人を超える人々。静かに行儀よく並んでおりました。





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駒の写真集

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