熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
残部僅少、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

都成五段、昇級昇段祝賀会風景

2018-05-13 23:12:08 | 写真
芝苑での都成五段、祝賀会と指導対局の模様。


会場では、2年前の四段のお祝いとして、師匠の谷川九段から送られた「谷川浩司書、盛上げ駒」が披露されました。
この駒は、時折の自身の研究に、使っておられるそうです。


この日は、もう一組「谷川浩司書」の盛上げ駒も披露されて、指導対局に使われました。


ーーーー
芝苑のお茶席。

正面の掛け軸は「関」の文字。
筆者名は「大龍」とありました。
「大龍とは、どなたですか」と質問しました。
「有馬頼底さんです」。
「エっ有馬頼底さん。それは知らなかった。有馬さんは30年ほど前、将棋の駒の字を書かれています」。
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実力名人戦ゆかりの盤銘は「曙」

2018-05-12 20:05:25 | 写真
盤の裏には、24年前、第52期名人戦での揮毫署名。

米長名人により「曙」と揮毫していただきました。
「名人 米長邦雄」、「棋王 羽生善治」の署名はこの時です。

「曙」は、封建的な世襲名人から近代的な実力で競う実力名人への改革。
つまり、将棋界のあけぼのと言う意味です。

このほか「曙」には次のような意味合いもあるのです。
この盤を、名人戦の晴れ舞台へのきっかけは、毎日新聞・将棋担当の加古明光さんでした。
加古さん曰く「その盤を次の名人戦第三局でで使いたい。山口県湯田温泉まで持ってこれますか」でした。
「ハイ、持って行きます。是非お願いします」でした。
「曙」は、加古さんの名前、明光の「明るい光」にも通じます。

そしてこの時、横綱は「曙関」でした。
そんなこんなで、この盤には「曙」が良いと、銘名揮毫して貰いました。
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関根名人の筆跡

2018-05-11 19:28:21 | 写真
この間、関根名人揮毫の盤覆いについて触れました。
写真をアップしていませんでしたので、今日撮影してアップしておきます。


そして、第一期名人戦の本。


左は、第2期名人戦の資料。
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中将棋盤と万年筆、そして羽生さん

2018-05-11 19:16:13 | 文章
5月11日(金)、晴れ。

チョット肌寒かったのですが、上天気でした。
今日は、中将棋盤関連と、根付け駒の仕事。
中将棋駒と盤は、ある方を経由して、アメリカ人からのご注文。
駒は、先週納入しましたが、今週は盤について。
手元にある、2寸の中将棋盤。

その蓋には「観」の揮毫です。

ーーーー
この間、どこかになくした万年筆。
ひとつきぶりに、出た来ました。
嬉しい再会です。



ーーーー
明日は、京都。
羽生さんの講演です。
羽生さんには、週初めにお会いしました。
昨日は、国民栄誉賞のレセプション。
それには失礼しましたが、明日はお会い出来そう。

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工房に、珍しいお客様

2018-05-08 19:30:49 | 文章
5月8日(火)、小雨模様。

名人戦第三局が始まりました。
今朝は、会場にて、対局開始を見守りました。
そのあと、北浜七段、ベルギー大使フレデリックさん、女流棋士香川さん、カメラマンの弦巻さん、香川さんの学友・赤壁さん、それに尾崎さんの7人で東大寺を参拝。
さらにその後は、薬師寺参拝、そして昼食。
昼食後は、フレデリックさんと香川さん、赤壁さん、尾崎さんを加茂の仕事場にご案内しました。
これは、そのときの映像です。


フレデリックさんは、将棋五段、チェスプレイヤーでもあります。
外国人のチェスプレーヤーの訪問は、確か4人目。
前回は、ジャックピノーさんでした。

明日も、午後から終局まで興福寺です。
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名人戦が始まりました

2018-05-08 19:22:38 | 文章
今朝の朝日新聞。
昨日の検分の様子、報道。


対局者、着席の瞬間。



対局開始直前、駒を並べ終えた瞬間。
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名人戦第三局、検分と前夜祭

2018-05-07 21:44:18 | 文章
5月7日8月)、曇午後雨。

興福寺での名人戦。
検分と前夜祭に行きました。
先ずは、対局室での検分。
検分は、対局者による、対局室の設えと盤駒のチェックです。

今日、対局室にお持ちした盤と駒。
盤は、小生所蔵の「実力名人戦誕生ゆかりの盤」。
駒は、所蔵者の奈良在住の岡田宏さんからお預かりした「古水無瀬の駒」。
「盤と駒の説明書」もお持ちし、関係者にお渡ししました。

検分の結果は「可」と言うことで、大変嬉しく。
盤は、平成6年第52期名人戦(米長名人対羽生棋王)、平成18年第64期名人戦(森内名人対谷川九段)、以来、今回は3回目の名人戦デビューです。


対局室に据えたれた盤の映像です。


駒は、平成14年第60期名人戦(丸山名人対森内九段)でも採用していただき、今回は2度目。
先日アップしていた「古水無瀬」ですが、明日からの公式中継ブログでご覧いただければと思います。





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大盛況の森信雄一門祝賀会

2018-05-05 03:14:36 | 文章
5月5日(金)、おそらく晴れ。

昨日は、大阪で「森信雄一門祝賀会」に出席。
祝賀されたのはNHK将棋優勝者の山崎八段、A級昇級の糸谷八段、B1昇級の大石七段、
B2昇級の千田六段、清流戦優勝の西田四段、それに女流棋戦優勝の石本女流初段の6人。
広い会場は満杯、総勢250人超えの大盛況。
一門をと、応援で駆けつけた友軍の先生方の指導対局も部屋いっぱいに広がって、映像はその様子です。


小生などは年に一度、この会で再会する方も多く、それが楽しみでもあります。

ーーーー
昨日、祝賀会に出発前の2時間には、盛上げ仕事を何枚か。
一昨日の分と合わせると、ここまで行程が進み、まもなく出来上がる予定でいます。


来週も多忙なスケジュールの中、完成後の姿をアップしようと思っています。

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こちらは、その前に出来上がった「南帝無双」の駒。
こんな感じです。

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古水無瀬

2018-05-03 19:14:15 | 写真
5月3日(木、憲法発布記念日)、晴れ。

ラジオでは、憲法関連の番組がいくつか流れていました。
今日の仕事は、盛上げ。
昨日までは裏の文字。
今日は「歩兵」の表でした。
途中、大阪からお客様でしたが、歩兵は終わりました。
残るは、明日以降ですが、午後は森さん一門の祝賀会。
と云うことで、完成は数日後ですね。

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映像は「古水無瀬」。

所蔵は奈良の岡田さん。
20年近く前の作です。
先日、それを預かって磨き直しました。
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練習用木地のこと

2018-05-01 05:58:58 | 文章
5月1日(火)、晴れ。

玄関先の紫蘭が咲始めました。
大型連休が始まっています。
天気も良く、どこかに出かけたい所ですが、ほぼ、仕事に専念と言うところです。


仕事は、彫り貯めていた駒の研磨と盛上げ。
それに、木地成形など、やりたいことも多いのです。
ところで練習用木地ですが、木地成形が進んだあとでどのくらい出来るかどうか。
何人もの方に待っていただいている段階ですが、まだ暫く時間が掛かります。
出来上がれば、ブログでお知らせします。
ご了解ください。
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駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726