トン、キュウキュツート、ツーッ。
ツートツー、チャッチャ、ツーット。
クイーツート。クックィ、ツ~トツツツーット。
この間、およそ15秒ほど。
これを結局1千回。
「観」のオノマトベ。
やっと全部、終わりました。
1月11日(木)、晴。
今日も、一日寒かったです。
でも北の国、能登は氷点下。こちらの寒さどころではありません。
最愛の奥様を亡くされ、安住の家も無くした上、身も心も凍えるつらい体験をされている方もいらっしゃる。
そのことを思うばかりです。
一方、こちらはいつもと変わらぬことの幸せを、しみじみとしみじみと。今日も「本」の整理関係でした。
他方、駒づくりは何せこの時期は、漆にとっては最悪の条件なので、その取り扱いについては、見合わせているところ。
駒やら根付やら、お待ちになっている方がいらっしゃるのですが、もうしばらくこの寒さが和らぐまで、お待ち願いたいと存じます。
本日の映像は、夕方、陽が陰ってからのショット。
紅さが増した玄関先「ナンテン」の実。
1月9日(火)、晴。
「本」に乱丁が見つかりました。
乱丁は、194ページの辺り。
本来194ページが入るところに、202ページが変わって入り込んでいるのが、1冊見つかりました。
早速、印刷屋さんにその旨を伝えると、午後から、全部チェックするということで、4人が駆けつけてくれ、手元にある「本」を逐一、チェックして、結果は4冊、見つかりました。
多くの本は、既に予約購読者の皆様に届いております。
お手数ですが、お手元にある「本」をチェック願い、若し、乱丁が見つかればご連絡(コメント)願います。すぐさま、取り換えいたします。
以上、申し訳ありませんが、チェックのほど、よろしくお願い申し上げます。
なお、「正誤表(修正用ラベル)」は、連絡あった方に送付しましたが、まだ届いていない方、あるいは、改めて欲しい方はコメント欄にて「お名前、送り先」を明示の上、ご連絡くださるよう、お願いいたします。
孫が、行きたいということで、午後から浄瑠璃寺へ。
浄瑠璃寺には、2日にお参りに行ったところですが、お気に入りの古刹なので、もう一度、行くことにしました。
我が家からは、車で15分程度。大した坂道もなく、手軽に行くことが出来ます。
と言うことで、今日はカメラ持参で行きました。
映像は、池の対岸から見た本堂。
大きな阿弥陀如来の左右のわきに、それぞれ4人の阿弥陀様。
合わせて9人の阿弥陀様が祭ってあれところから別名が「九体寺」とも。
こちらは、3重の塔。どちらも国宝です。
1月7日(日)、晴。
能登地震。ニュースを見るにつけ、大変な災害と被害。
10数年前、あの地を訪れたときには、穏やかで静かな町でした。
あの人は今、どうしているのだろうと心が痛むばかりです。
昨夜、中学1年、東京から男の孫がやってきました。
挨拶は「よく来たね」と一言。
そしてしばらくの後「これを読んでくれないか」と、例の「本」を
手渡しました。
駒には興味がないので、どこまで読んでくれるかどうかは分かりませんでしたが、読み始めてくれました。
その後、私はその場を離れて、暫くして戻るとまだ読んでくれていました。
そんなことを2度3度かさねたあと、「この本は3回読めば、少しは分かるかも・・」と、言いました。
「30ページほど読んだ」とのことですが、第1章は難しいだろう、本当は第3章から読めば入りやすいかも、とも思いましたが、普通は頭から読むのだろうと、その言葉は抑えました。
さて、3回読んでくれるか、どうかですね。
良尊駒の平箱への並べ方ですが、並べ方が良くない状態(例えば、大ゴマを上の2段目3段目の狭いところに並べて、駒の頭が上の駒のお尻に接触し詰め詰め状態にしていたり、小さな歩兵を下の方に並べて、上下がスキスキになっていたり)のが、snsの画像で見かけることが時折り見かけますので、正しい(バランスがとれた本来の)並べ方を10年ほど前に解説したのを、もう一度アップしておきます。
北の国から一組の「駒」。
先日電話があって、それが昨日届きました。
ある出番があり「そのために念のため手入れをして欲しい」とのことでした。
「1週間ほど預かることになりますが、おやすい御用」と返事。
作って数年経過した駒を、もう一度磨くと、一層良くなるのです。
早速、梱包を解きながら、ドレドレワクワク。
数年前にお届けした柾目が通った「古水無瀬」。
それを一枚一枚、子細にチェック。
駒は使われた形跡は全くなく、綺麗な状態で手入れしなおす必要が無いほど。
とは言え、もう一度磨くと更に良くなるのですね。
気がついたのは、駒の並べ方がチョッと違っていて、大ゴマが上の方に並べられていました。
小生の駒箱(平箱)は7段。
それぞれの幅(高さ)が、微妙に違うジャストサイズなのです。
そのため並べ方を間違うと全体のバランスが崩れ、見た目も良くありません。
正しい並べ方を別の駒で説明しておきます。
1段目は、一番大きな「玉将・王将」の高さ。これを2枚。
2段目3段目は、一番小さい「歩兵」の高さで、それぞれ7枚。
4段目は、「香車」4枚。残ったスペースには「歩兵」3枚が並びます。
5段目は、「桂馬」4枚。残ったスペースには「歩兵」2枚。
6~7段目は、「角行・銀将・金将・飛車」。飛車角4枚を1列にせず2段に分けて並べるのがポイント。
(横幅が微妙で、飛車角4枚を1列に並べると、空いたスペースに金銀2枚が収まりません)
結果、余り歩2枚の「歩兵」1枚が余ることになります。
これは一番上の「玉将」の横に。
いかがでしょうか。
預かった駒は今日以降もう一度磨いて、もう一つ小生の揮毫をしていない新しい平箱をそえて、週末にはお返しすることにします。
1月3日(水)、曇り。
昨日は、上天気でした。
31日から帰っていた富山の娘と家内から「初詣に行きたい」ということで、
町内にある2つの古刹で参拝。
一つは「浄瑠璃寺」。本尊は阿弥陀如来。
こちらは全国的にも知られており、「九体寺」とも言い、本堂と対面の小高いところに「3重の塔」もあり、私一番のお気に入りであります。
もう一つは「岡田鴨神社」。
こちらは加茂町の名前にもなった地域の古刹なのですが、加茂町には、その他にも国宝クラスの古刹が多くあります。
例えば「海住山寺」「岩船寺」。
「海住山寺」は、我が工房から北に2キロほどの山の中。その中腹。
かなりの坂道なので、ホンの1~2度しか訪れたことがありません。
その一つが、もう25年以上前になりますか、米長名人のお兄さん夫妻。
奥様が「是非行きたい」と言うことで、ご案内したのでした。
それにしても、新年早々、大きな災害と事故が続きます。
被災者の方々には、遠くからお見舞いするしかありませんが、何とぞ、
出来るだけ早く、以前の生活に戻られることを祈ります。
1月2日(火)、晴。
雲もない、すっきりした空。
それに引き換え、能登地方とその隣接地方の大地震。
誠に、甚大な被害です。
まだまだ余震が続いていて、大火事もあり、心配は収まりません。
当方は仕事しか能がなく、午前中は「本」の発送準備をしながら、先ほどは数冊、ポストに投函するなどをしました。
未だ、当分はこのような日々が続くことになります。
時折り「本はまだありますか」の電話もチラホラあって、
「あります、有ります。ありますから、よろしく」と。
先ほどの緊急速報。
報道によりますと、震源地は能登ということですが、遠く離れた当地、加茂でも、何時にない大きな揺れがありました。
かなり広い範囲で大きな揺れが観測されているようです。
津波も心配。
とにかく、人命が心配です。
日も暮れてきました。どうされているのか。
今は被害が少ないことを祈るしかありません。
今年も元旦早々、年賀状をいただきました。
年賀状は、この数年、いただいた方のみのお返しに絞っているのですが、
それでも、数10通いただきました。
その年賀状に交じって「本」の現金書留も数通があって、その中に
お二人の方から追加注文もありました。
「本」は1日でも早く届けたいと、お昼ごろ、近くのポストに向かいました。
そのポストは1冊2冊の場合は問題ないのですが、3冊ともなると、
入れ口が小さくて入りません。
さて、どうしたものかと思ったところ、ちょうど通りがかりの郵便車。
「オーッ」とすぐさま反応して「ストップ」。
運よく渡すことが出来ました。
と言うことで、今年は新年早々良いことがありました。
今年も幸運が続きますように、と願っております。