「都合で、展示会にはゆけないが、コレコレの駒が欲しいので、取り置きしてほしい」と、メールでのご連絡がこのところ相次いでいます。
そういう方には、おおよそのご予算などもお聞きして、該当する品を取り置きをすることにして、後日、現品を確認していただいて、宜しければ購入していただくことになれば、お互いに万々歳。
当方も、嬉しいご連絡です。
有難いことであり、今、そのようなことをお考えの時は、ご遠慮なくご連絡くださればと思います。
4月5日(金)、晴。
雨が止んで、桜はいよいよ満開を迎えているようです。
展示会まで、残り半日となりました。
展示品は先日の映像のほかに「雛駒」や「非売品」もあって、どれだけ並べられるかです。
また、ある人からは「初日オープンには間に合わないので、コレコレを取り置きをしておいてほしい」とのご要望もあり、二日目のことも考えて一部は初日の展示から外すモノも出てくると思います。
値段表示ですが、今から最終決定して、それぞれの作品に添付して、分かるようにします。
肝心の値段は、タイトル戦に使われて駒箱に対局者棋士の直筆揮毫入りや封じ手付きなどの特別なモノを除いて、盛り上げ駒で、日焼けなど訳あり品コーナーでは30万円を切るくらい。トラフや杢などは上限を60万円までとしますので、その中からお選びくださればと。
それらとは別に「雛駒」も何点かあって、今回は特に力を入れています。
「古水無瀬、巻菱湖」などの盛り上げ駒で25万円。別売りの盤も数種類、1万5千円のモノからと、特別品は柾目が良く通った日本産榧の一枚板で6万円。それらを組み合わせてお選びいただけたらと思います。
「中将棋駒」も1組か2組ほど用意して、まもなく、夕刻から夜にかけて準備は終わりたいと思っています。
整理準備した駒の全容が分かるように、並べてみました。
50組以上あります。
書体は16種類ほど。
主に盛上げ駒ですが、福ら駒もいくつかあります。
木地もいろいろで、一応、それぞれに仮に値段付けをして、
横並びに比較しながら上下違いのバランスを計りながら、最終的に明日、値段決めをすることになります。
4月4日(木)、晴。
今日は、午後からお一人の来客。
地元。木津川市在住で、府会議員だったⅯさん。
2年前の展示会以後お会いしていなかったので、こちらも、どうしておられるかなと思っていたところでした。
「お忙しいのに・・」と気を使われていましたが、「いえいえ、どうぞごゆっくり」と2時間程、世間話。
Mさんとの出会いは、50年ほど前。私が30才。Ⅿさんは大学生でした。
初めて作った駒が、中原名人と加藤一九段との記念対局(京都新聞創業90年記念の対局)で使われて、Ⅿさんはその舞台上の大盤で駒を操る役目をしておられて、今日もその話をしていた時、電話が入って、受話器を取ると、はからずも京都新聞将棋担当の Sさんからでした。
こんなこともあるのですね。
ところで今日のMさんは、愛用の「良尊駒」を新しい駒箱に入れて持ってこられたので、久ぶりにドレドレと拝見。
持ってこられたその駒は、時たま気が合う方との対局で使う程度とのことでした。それを見ながら「今、宜しければ、もう一度磨き直してみましょうか」と、提案。
30分ほどで一通り磨き終えて結果は上々。大変、喜んでもらいました。
ところで展示会ですが、準備は今日を入れてあと二日。
最終的に、値段決めをしなければなりません。
今回の展示会は、最後になるかもしれません。
と言うことで、値段はグッと格安にして、遠くからわざわざ来られた方にも喜んでもらえるようにせねばと思います。
最終の値段決めは、明日行いますが、お楽しみに。
4月3日(水)、雨。
一日中の雨でした。
仕事は例によって、展示会の準備としての出品品の整理です。
何をどのように展示するかなど、考えながら整理しています。
ところで、その中には展示を控えようか悩んでいる駒が数組あって、作ってから年数が経って、その間に飴色に日焼けしたモノなのですが、これをどうするかです。
勿論、展示しても良いのですが、この際は「訳あり(日焼け)の処分品」として展示は控えておいて、来場者の内、声を掛けていただいた方に「こんなものもありますよ」と言うことでお見せして、気に入った方に格安の半値近い値段で買っていただくのはどうかと。
そんなことも考えています。
ですので、ご来場の時は、そのようにお声がけ下さればと思います。
追伸。
「訳あり品も展示した方が良い」とのコメントをいただきました。
それで、5点ほどの「訳あり品(日焼け)コーナー」を設けることにします。
4月1日(月)、晴。
暖かい一日でした。
ということで、駅前の桜はまもなく。
一部には咲き始めの枝もあるようです。
週末、展示会の頃には、満開を迎えている頃かと思います。
今日も、展示会の準備。
あと5日ほど、今日は3合目あたりでしょうか。
ギリギリ間に合うでしょう。