ハトヤマサンから始まった迷走のくりかえし。
理想と現実の大きなギャップに
国民は又も夢破れて
ほくそ笑んでいるのは霞が関の官僚たち。
一年前、政権交代を果たして
政治的に目ざめた国民。
理不尽に対しては行動することを覚えた大衆であったが
しかしそのことが却って待つ心を失くした。
ひとの心は移ろいやすく
節操と辛抱を忘れ
改革にはそれなりの時間が必要であることも許さず
なにがなんでも
すぐに手に入ることを望むようになった。
民主惨敗、自民復活、みんなの大躍進・・・・・
一歩進んで二歩下がる
国は国民の意識レベルのあらわれであり
熱しやすく冷めやすい国民性が
今日の政治の流れをつくっている。
鬱陶しいこの梅雨湿りのような日本国、
おだやかに暮らせるのはいつのことだろうか。
うつうつと世はうつうつと心太