このところずっと5匹をキープしていた屋敷猫に
2匹の仔猫が加わった。
ひとの姿を見つけると一目散に
藪へ逃げ込んでしまう。
とても可愛いが
野良の産んだ子は生粋の野良、
ひとに慣れるのは難しい。
夕刻になっても気温が下がらない。
わが身大事、暑気払いの鰻を食べに行く。
宇都宮市内の青やぎという鰻屋。
個人の住宅を改装したもので
いくつかの部屋に分かれ
どこか隠れ家的な気分にもなれる。
玄関にならぶ履物の数に驚かされた・・・・
静かなのに盛っているのだ。
〈 ひつまぶし 〉を注文する。
初めて入る店だが
女将さんの対応もよく
坂東太郎という銘柄の鰻もなかなかの味であった。
帰りにパンを買うつもりだったが
人間、満腹になると、もはや横着そのもの。
次の仕事はどうでもよくなって
パン屋の前を素通りする。
向日葵の仰ぐかなたに昼の月