昨年の秋、歌曲コンクールで
ぼくの詩「雲」を歌って入賞したソプラノ歌手が
那須からの帰り道、家族を連れて来館した。
今年の6月にも津田ホールで会うことができたが
来年、宇都宮市でコンサートがあるらしく
そのときも「雲」を歌いたいと言ってくれた。
出会いが少しづつ緩やかに広がっていくのはうれしいことだ。
海外研修のためお盆には帰れないからと
妹が日帰りでやってきた。
短時間なのでお喋りもそこそこに
夕方、宇都宮駅まで送りながら「青やぎ」で鰻をたべる。
〈ひつまぶし〉は邪道だと
彼女は正道の(?)うな重を注文する。
他の客の調理中にもかかわらず
ご主人と女将さんが
玄関の外に出て見送ってくれた。
少しうれしく少しほのぼのとしたここち。
京都のわらび餅をみやげに友人が訪ねてきた。
第二ステージ夢の実現にむけて具体的に
動き出したようだ。
落蝉の腹くすぐれば風の音