ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

2011-04-25 00:38:45 | 日記・エッセイ・コラム

山ほど貰ったシイタケがまだ沢山残っていたので
小松菜と合わせて野菜炒めをつくる。

サラダ油とネギ油を熱したところへ
生姜・ネギ・唐辛子のみじん切りを加えシイタケを炒める。
(シイタケに少々焦げ色が付くほどに)
次に小松菜を加え
日本酒・中華風トリガラスープ・オイスターソースでからめる。
(オイスターソースは使いすぎないように)
仕上げに塩胡椒で味を調え水溶き片栗粉でとろみをつける。

シイタケがあわびのような食感で
立派な器に盛り付けたら
一品料理として充分お金が取れるというもの。

午後は宇都宮市内のろまん亭で
県詩人会の役員会がある。
日曜日だというのに市内は閑散として
震災と原発事故の影響は大きい。

美味しいコーヒとババロアを戴きながら
会議は2時間で終了。

帰路パンをかじりながら
東の空に大きな虹を見た!
こんなに鮮やかな虹を見るなんて ほんとうに久しぶり。
なにか良きことが起きそうな予感。


揺れる

2011-04-22 11:14:46 | 日記・エッセイ・コラム

  「トラウマとは
   心理的に大きな打撃を与えられると
   その影響が長く残る精神的外傷」  を言う。

イスにすわってじっとしていると
体の芯が微妙に揺れるのを感じる。
・・・・・・・めまいのような感覚。
入浴中も揺れるので
鼻歌など唄ってはいられない。

大人猫にいじめられた仔猫は
相手の体力を凌ぐほどに大きくなっても
その前に出るとおびえて小さくなる。
これもやはり ひとつのトラウマでしょうか。
ネコにトラウマは変ですが・・・・・・

女房にバレて怖い目に遭った男は
その後もずっと女房の前で
おどおどしながら暮らすようになる と
人から聞いたことがある。
まっこと、トラウマというのは心の中に入り込まれると厄介。

午後から栃木テレビのロケ取材がある。
15分ほどの美術館紹介であるが
インタビューに2時間かかった。
(編集の段階で多くはカットされるのだろうが」
日をあらためて次は撮影に来るという。
放送日は5月23日予定。

     花冷えや茶柱のこと言はずにをく


チリもつもれば

2011-04-20 22:53:17 | 日記・エッセイ・コラム

東日本大震災の復興に消費税を・・・・
という意見が大きく論議されはじめた。

消費税1%は2兆5千億円、
3%だと7兆5千億円、
3年つづければ22兆5千億円となり
復興額にほぼ匹敵するという。

増税にはそれぞれ賛否両論があって
これがベストというものはなかなか難しい。
しかしこのたびの大災害は尋常ではなく
明日はわが身にも降りかかってくるかもしれない。
被災者が家族そろって安心して暮らせるよう
可能な限り迅速に復興させることが望まれる。

消費税の値上げ分は
広く浅く国民が平等に震災の復興に寄与するものであって
 「負担する」というマイナス思考ではなく
 「支援する」というプラス思考に発想を変えれば
プラス3%ほどの値上げも多くの人は理解してくれると思う。
みんなで支え みんなでこの国難を乗り越える・・・・・
現政府はそこのところを丁寧に説明する必要がある。

魚屋から鰹のいいのが入った と、電話がある。
千葉県沖でとれたものだから心配ない とも・・・・・
早速、夕食に戴き美味しかったが
初鰹としてはちょっと脂が乗りすぎていたようだ。

放射能漏れが終息するまで
これからもしばらくは、海の幸・山の幸への
不当な扱いがつづくことだろう。

     アネモネの藍のかなたの放射能

     


眠れない夜

2011-04-19 11:08:40 | 日記・エッセイ・コラム

往来をトラックが通るたびに
  ん、
ん ん ん・・・・地震!?
冷蔵庫のモーターが回っただけで身構え
二階から妻が降りてくる音には
もうすっかり逃げ腰。

「地震・雷・風・女」
一方的で防ぎようがなく私の恐れる順序。
地震については今更言うまでもないが
雷も亦 凄いのが落ちて
栃木県は雷の産地(?)として有名。
風もこの頃はハリケーンや竜巻並みで
屋根ごとむしり取られそうな勢いに身がすくむ。
そして女・・・・・・
夢の中にまで追いかけてきて
よう眠らせてくれない。

ゆうべ、姫ロクサーヌが棚の上の寝床から落ちた。
 ドッサ! ギャツ!
ひるま、爪切りをしてやったので
いつもと 引っかかりが狂ったらしい。
 それにしても・・・・・猫が・・・

     

          天使

      満開のさくらの下
     赤ん坊が笑っている
      ちいさな手を
       天に向け
     のんのさまとお喋り


花冷え

2011-04-18 11:08:37 | 日記・エッセイ・コラム

どこかの国から核爆弾を撃ち込まれたほどの
国難に遭っているというのに
いまだに永田町は党利党略に懸命・・・・・
言葉尻をとらえ重箱の隅をつつくことに終始し
あきれてものが言えない。

今こそ
未熟な与党を支えて、この難局に立ち向かっていくことが
大物自民党としての貫録ではないだろうか。
・・・・・・情けない、実に情けない!

向かいの山から吹いてくるスギ花粉のせいだろうか
鼻水が止まらない。

たくさんのティッシュを使いながら
ふと、砂漠に住む人たちのことに思いがめぐる。
乾いたベドウインたちは
こんなに鼻水がでるだろうか?

放射能測定器が手元にあれば
まっさきにこの汚染水を測ってみたい。
きっと基準以上かも。

     満開の花とどめをく寒さかな