ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

相哀れむ

2011-08-08 12:54:47 | 日記・エッセイ・コラム

今朝はいちばんに
姫シロさまを病院へ連れていく。

一昨日からおしっこが出ない。
いつもの獣医は体調を崩して長期休診中。
隣町のはじめての獣医に診てもらう。

膀胱炎であった。

ぼくは尿路結石になりやすく
これまでも三度救急車のお世話になっている。
姫も同じく、おしっこにトラブルを抱えているとは・・・・
同病相哀れむのここち。

きょうは立秋。
西瓜をたべながら風の音など聴いている。
この時季はなぜか黄色い草花がよく似合う。

チタケを貰ったので
茄子と豚肉の味噌炒めをつくる。
チタケ・・・・・・・・・高価なきのこだが
この頃のものは乳が出ない。
土壌に力がなくなったせいだろう。
ぼそぼそとスポンジを噛んでいるような
味も薫りもよくない。

     輪唱のつくつくほうし蔵の上


歓喜

2011-08-06 13:22:40 | 日記・エッセイ・コラム

初盆のお宅へ供えるため
高野山大師堂よりお線香を取り寄せる。
わが家でも使っており
白檀の上品な香りは日常雑事に疲れた心を
和らげてくれる。

線香を焚いたときの恍惚の表情が眼に浮かぶ。

遠くを行く台風のせいだろうか。
晴れているのに
ねばねばと湿気が体にまといつく。
さすがに食欲がわかない。
昼食は
モロヘイヤ・茎ワカメ・モズク・胡瓜をポン酢で合せ
小どんぶり一杯たべる。(これがなかなかしんどい)
それに冷やっこ半丁、温泉卵、梅干一個、ウーロン茶。
朝は食べないので以上が半日分のエネルギーの素である。

はじめてつくつくぼうしが鳴く。
 諸行無常
この声を聞くと酷暑の中にも
晩夏に傾いていく陽ざしを覚え
いちまつの侘びしさがある。
因みにつくつくぼうしは秋の季語に入っている。
  また微熱つくつく法師もう黙れ(川端茅舎)


鉢植えの二本の夏水仙、
つぼみが割れて午後には咲きだしそう!
なんだか里親の心境。

     歓喜いま蕾を裂ゐて夏水仙


夏水仙

2011-08-04 23:56:18 | 日記・エッセイ・コラム

七年前に連れ合いを失くした友人が
ようやく再婚することになり
その相手を連れて挨拶に来てくれた。

しっかり落ち着いた女性で
一か所にじっとしていられない彼には
うってつけのようだ。
世間の常識や慣習に頓着しない彼への
評価はいろいろあるようだが
発想力が旺盛なため
その言行が枠内に納まりきれないのだ。

今日は学芸員の来る日
昼食はカレーとメンチカツ。
相変わらずの大食い
一緒に食べていると元気がでてくる。

くまねこさんが鉢植えにして届けてくれた
夏水仙の茎が
アスパラのように勢いよく伸びている。
花に出会えるのももうすぐ!

 *夏水仙 ユリ目 ヒガンバナ科 里山付近に生育し
     8月中旬ごろピンクから薄紫の花を咲かせる。
     開花の時は茎と花だけになるので
     俗に裸水仙とも呼ばれる。
     中国からの帰化植物 球根は有毒。

  あいでんてぃてぃあいでんてぃてぃ蝉が鳴く