うつ日記１

水仙？

　今年２月，咳喘息で眠れない夜が続き，不安症からうつになる．
２月２７日から，うつ日記をつけ出す．
後日，発症当時を思い出しながら，書き足す．以下はその記録である．

　始まりは2008年2月の初旬，咳が突然気になりだす．風邪の他の症状はない．
ただ咳が出るだけである．日時とともに咳が激しくなる．
市販の咳止めを飲むがいっこうに効いた気がしない．
夜，特に激しく咳き込み，寝付けない夜が何日か続く．
咳以外にたいした不調はなく，日中は時々激しい咳込みがある程度である．
そんなある日，会議中，突然気管が暴れ出すような感じの激しい咳が出る．
席を立ち，トイレで水を飲み，どうにか落ち着かせる．
いままで経験したことのない咳のでかたであった．
出始めから1週間過ぎても咳の状態はよくならず，痰もでるようになった．

連休明けの12日，近くのなじみのクリニックに行く．
風邪であろうということで，3日飲むと10日効果が継続する
マクロライド系の抗生物質に，咳止めと除痰剤を10日分配合される．
期待して薬を飲み続ける．少しよい日もあるが，又，翌日にはぶり返す．
激しい咳は続く．
このころから，夜になると，咳がいつでるか，
ベッドに入るとでるのではないか，また眠れないのではないかと不安になる．
床に入って，眠ろうとすると気持ちが緊張するせいか，
気管が亢進し，激しく咳がでる経験が何日か続く．
誘眠剤を真夜中に思わず服用する日が続く．

そんな中，叔父が亡くなり，お通夜に柏まで行く．
のど飴をしゃぶりしゃぶり往きの電車と式の最中は，
時々深い咳が出る何とかがまんする．
しかし，冷たい外気に触れたせいか，
帰りの車，電車の中では激しい咳が出続ける．
とくに，電車の中では10分以上も激しい咳が出続け，パニック状態．
あまりにも病的な咳の出方に周囲も，心配と奇異なまなざしであった．

薬を飲んで1週間たったが，全然咳がよくならないと再びクリニックに行く．
咳が止まっている時間もあり，不思議にクリニックでは激しい咳はでない．
普段から無口で病名，状態などについてあまり言わない先生であるが，
症状を聞いて，納得したようにうなずき，
いままでの薬はやめて，これにしましょうということで，吸入ステロイド剤と先日とは異なり日に3回毎食後飲む別のマクロライド系の抗生物質およびムコダインを調合される．
　　　　　　　　次回に続く