行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

力づけられる言葉

2008-04-23 22:05:54 | Weblog
コンクリートの歩道のわずかの隙間に芽を出し,花をつけたノースポール,けなげです.


午前中は定例の会議および雑務.
昼食後,また痰がでて,気になり出す.
うがい薬でうがいするも喉に絡む異常感が気になる.
痰を出しても,何回かうがいしても異常感は取れない.
実際にも多少の喉の腫れ,痰の絡みはあるのだろうが,
必要以上に異常感を感じてしまう,精神的要素が強いことは分っている.
気にしなければ,よいのも分っているが,気になり出すと気になって仕方ない.
年中,ティッシュを取り出し,痰を出す仕草をする.
今日は精神安定剤に頼らずにがまんすることにする.

松下幸之助の「人生をひらく言葉」を読み返してみる.
その中にこんな言葉があった.

「病気というものをおそれてはいけない.おそれ遠ざけていれば,後から追いかけてくる.病気と仲良く,親しんで,積極的にちかづいていけばいくほど向こうが逃げていく.病気と仲よくなれば,しまいに病気のほうから卒業証書をくれる」

松下幸之助は若い頃から病弱で神経質なところがあり,
いろいろ病気もし,悩みもしたようである.
私の神経症,軽いうつなど,病気というほどのものではないが,
なにかこの言葉に力づけられる.
一瞬,喉の異常感も消える.
ためになる言葉,思いつきを記録しているマイノートにこの言葉を記す.
また,この本をあらためて読み直すとなるほどと思われることがいろいろある.
それらもノートに書きとめてみる.

「企業が懸命に社会の人々に奉仕し,喜ばれていれば,その奉仕の見返りとして,社会から拡大資金として利益が与えられる.会社の今後の発展は,社会が全て決めてくれる」

昭和29年,松下電器をどこまで大きくするのかと聞かれた時に,応えた言葉だそうだ.
仕事の拡大は意図的にするのではなく,
人に喜ばれ,感謝される仕事をしていけば,社会が道を示してくれる.
時代背景は違うが,今でも言えることであろう.
思い悩んでいたことが,少し解決されたような気がする.
コメント
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