行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

薬師池

2010-01-30 22:56:49 | Weblog


薬師池

まだ里山の風情を残す地域,雑木林に囲まれ,
中央にその名のとおり池を配す町田市の薬師池公園,
新東京百景,東京都指定名勝,日本の歴史公園100選にも選定されている。
また,それぞれの季節に梅,椿,桜,花菖蒲,ハスの花が楽しめ,
新緑,紅葉も見事な自然美豊かな公園であるという。
自宅から車で30分弱ほどの距離であり,その横は度々通るのだが,
公園を訪れる機会がいまだなかった。

1月24日の日曜日,あまりの好天につられ,
昼過ぎになり,どこかにでかけようということになり,
梅が少しは,椿はけっこう咲いているのではと,
薬師池公園に出かけてみることにしました。
しかし,見頃は3月とのことで,まだ梅は全く咲いておらず,
椿もポツンポツンの花模様でした。

しかし,その代わりといってよいのでしょうか,
薬師池には海を渡り訪れている冬の水鳥が泳ぎまわり,
池周辺の冬の木々もそれなりに景観がばらしく,
心和む半日となりました。
また,同公園内に保存され,文化財にも指定されている
藁葺きの旧民家裏の雑木林にこれまた冬のルリビタキの美しい姿を見ることができ,
これはまた感激でありました。

公園内の高台の雑木林のなかに町田市で一番古い寺といわれる薬師堂があります。
そのそばにある池なので薬師池,
そこから薬師池公園の名がつけられたそうです。
次ぎは花の時期に,その薬師堂を是非訪れてみたいものです。

写真は薬師池,水面の輝きが,春の近さを知らせているようでした。

つぎつぎと池に煌めき春隣
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白鶺鴒(ハクセキレイ)

2010-01-30 00:10:26 | Weblog



冬晴れの日差しにつられ,
ハクセキレイが水の中で遊んでいました。
もともとは水辺に生活していた鳥なので,
水遊びをするのは珍しいことではないのでしょうが,
暖かい日とはいえ,大寒のさなかです。
水もまだ冷たいことでしょう。

ハクセキレイはスズメ目セキレイ科の留鳥,
もともとは北海道や東北地方に多くいた小鳥ですが,
いつ頃からか,関東地方にも勢力を広げ,
いまや東京ではスズメに次いで多く目にする小鳥になっています。
水辺から生活圏を市街地,住宅地に広げ,増え続けています。
一方セグロセキレイ,姿は見極めが難しいほどハクセキレイに似ていますが,
年々,数が少なくなっていると聞きます。
こちらは昔から変らず,河川の上,中流の水辺が生活圏です。

ハクセキレイの増えた理由の一つは,
人を恐れないその性格にあると思われます。
人通りの多い道路,人がすぐそばにいる場所でも,
恐れることなく尾を上下に振りながら,
チョコチョコと早足で歩き,餌を探している姿をよく見かけます。
人混みの駅のホームでもパン屑などを探し餌としているのを見かけます。
このどこの場所でも,何でも餌にできる能力,性格が
個体数が増えても食糧不足にならず種の繁栄に繋がっていると思われます。

写真下,駅前の道を歩いているとほんの2m前に舞い降り,
人の行く手を妨げたハクセキレイです。
度アップで撮ってみましたが,それでも逃げません。

鶺鴒の水を浴びをる冬日和
鶺鴒の鳩に混じりてもらい餌
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