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久しぶりに通る裏道に,
10から20cmほどの,たくさんの異様物体が垂れ下がっている樹がありました。
葉もない裸木に100を越える茶色の棒のようなものがぶら下がっています。
なにか興味を覚えるおもしろい景色です。
樹の根本には,小さな札があり,
ハンノキ(榛の木)と書かれていました。
ハンという名ではなく,ハンノキという名の樹のようです。
ハンノキは日本全国の低地,
水分の多い湿地に自生するカバノキ科ハンノキ属の落葉高木,
高さ15mほどになり,春早く花をつけます。
棒のような物体はやはり花で雄花のようです。
雌花はその枝の先に付いている赤い小さなもの(写真下)です。
雄花の形が花としてはやはりユニークなのでしょう,
「ハンノキのそれでも花のつもりかな」
小林一茶のとてもユーモラスな句を見つけました。
それに応えて,榛の花にエールを,
ハンノキの今は個性の花がもて