行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

マユミの実、ツルマサキの実

2014-12-01 20:00:16 | 花,植物
11月、マユミなどニシキギ科の木々に
紅色の色鮮やかな実が見られます。


草刈りが行われたばかりの草原に
全体が薄らピンク色に染まる低木がポツンと残されていました。
1m足らずのマユミ(真弓)の木、
木いっぱいにピンク色の朔果がついているのです。
こうなるとどこを写してよいのかか難しく、
端のまばらな部分を切り取って見ました。


赤い種がぶら下がっているものを探してみましたが
見当たりません。
しかし、朔果が裂け中から赤い種が
顔を見せているものがありました。
一つの朔果に種は4つ入っていますが
見えるのはまだ1つだけのようです。


檀、真弓、檀弓とも書くマユミ、
ニシキギ科ニシキギ属の木本、
ヤマニシキギとも呼ばれ、山野に自生していますが
この果実を楽しむ庭木としてもよく使われます。
材が強くよくしなるので、
昔より弓の材料として使われところからマユミの名がります。


ツルマサキの果実です。
こちらは白い朔果から紅い種が顔をのぞかせています。
やはり、1つの朔果に4つの種が入っているようです。


朔果がはじけ、完全に種が4つづつ顔を見せています。
ツルマサキはニシキギ科ニシキギ属のつる性常緑木本、
枝の各所から多数の気根をだして他の樹木をよじ登り、
また地上を這い生育します。


最後にゴンズイ、
比較的高い木の上の方に、
まだ紅い実、黒い種をつけていました。
こちらはニシキギ科ではなく、ミツバウツギ科ですが
マユミなどとよく似た姿の実を9月から11月ごろまで見せてくれます。
コメント
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