今年も中央公園の林間に
シロハラが来ていました。
ツグミ科ツグミ属の冬鳥、
中国東北部、ロシア沿海地方で繁殖し、
日本などで越冬します。
単独で行動し、
森林の茂みの中にひそみ、
落ち葉の下の昆虫やミミズなどの小動物、
木の実などを探して食餌とします。
木の上よりこんな落ち葉の中で
カサカサと音をたてて餌を探していることの多いシロハラです。
この個体、縄張り争いで仲間にやられたのか
それともカラスやヒヨドリなど他の小鳥に攻撃されたのか
頭部から胸部が傷だらけです。
同じツグミ科のツグミ、
シロハラに体型がよく似ています。
こちらもシベリアなどから渡ってくる冬鳥、
秋のうちは群れをつくって山地の森林などで木の実を餌に生活しますが
冬になると平地に下り、単独で行動します。
1月になると、木の実がなくなり、
地上で餌を探す姿がよく見られます。
シロハラと同じく昆虫なども食するようで
写真、地面に潜んでいた虫をくわえています。
シロハラに比べて、畑など開けた場所で餌を探すツグミです。