行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

蛾といわれています。

2015-06-12 20:00:12 | 昆虫
蝶と蛾、いずれもチョウ目、
なかには区別が付かないほどよく似ているものがいます。
しかし、この2者、待遇にずいぶん差があるように思います。
私自身も蛾はレンズを引っ込めていましたが
5月下旬から6月、
たまたま写しててみた蛾そして蝶ではないチョウ目の虫たち、
けっこう美しい姿です。


6月5日のカワセミ湖の湖畔にて、
この時点では蝶?と思い、レンズを向けてみました。
帰宅してから図鑑で調べてみると、
アゲハモドキ科キンモンガ、
名のとおり蛾でした。


蝶は昼、蛾は夜活動、
蛾と蝶の見分け方の一つ、
しかし、この蛾は日中に活動し、
花で吸蜜するとのこと、
それでも蛾なのです。


薄暗い林の中をふらふらと飛び
枯落葉にとまったこの蛾、
オオバナミガタエダシャクと長い名がついていました。
羊歯の葉のような触角が美しい造形です。


木の葉にとまり下を見ていたこの虫、
黒褐色に白色紋、
ツトガ科シロモンノメイガのようです。


終わりかけたナワシロイチゴの花に
吸蜜する美しい翅のこの虫、
チョウ目マダラ科キスジホソマダラです。


光沢のある茶褐色に黄色の帯がきれいなこの虫、
チョウ目ヒゲナガガ科ホソオビヒゲナガ、
名の由来の長い髭(触角)があるのは雄です。


ホソホビヒゲナガの雌、
触角の長さは雄の半分以下です。





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