行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

夏型ギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリ

2018-09-02 20:00:30 | 昆虫
真夏の多摩川河川敷の草原に
ギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリを撮りました(8/12)。


ギンイチモンジセセリ。
セセリチョウの仲間ですが、
イチモンジセセリなどの他のセセリチョウとは姿が少し異なり、
セセリチョウらしくないセセリチョウです。
黄褐色の地に銀白色の帯が走るのが名の由来、
しかし、夏に現れる夏型はこの白帯が不明瞭です。


上とは別の個体、
今回2頭を近くに見つけました。
昆虫レッドリストによると準絶滅危惧種、
運がよくないと、なかなかお目にかかれない蝶です。
逃げられないよう慎重にレンズを向けました。
春型は4~5月、夏型は7~8月と
一般には年2回の発生があるようです。


ギンイチモンジの翅を広げた姿、
はじめて見ます。
翅表はシックな黒褐色、
縁取りのオレンジ色もきれいです。


同日はセセリチョウの当たり日、
同じ河川敷でミヤマチャバネセセリを数頭見つけました。


ミヤマチャバネセセリ、
深山の名がありますが河川敷でよく見ます。
イチモンジセセリに似ますが後翅の白紋列が大きく豪華、
中央付近に一つ大きな白紋があります。


イチモンジセセリ、
8月になり、いろんな場所で急激に数を増やしています。
多摩川の河川敷にこれもたくさん花をつけているアレチハナガサに
数頭の新鮮なイチモンジセセリが吸蜜していました。
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