行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ヤブキリそして(ヒガシ)キリギリス

2018-09-03 20:00:53 | 昆虫
春、花にいる幼虫をよく見たヤブキリ、
夏、すっかり成虫となり、
林縁の木の幹にセミのようにとまっていました。

ヒガシキリギリス、緑色型と茶褐色型の両方を草の中に撮れました。


キリギリス科ヤブキリ。
緑色で背部が褐色のやや大きめのキリギリスの仲間です。


若齢幼虫は植物の葉や花の花粉を食べますが
成虫になるとほぼ肉食に変わります。
生活環境も草や花の上から、樹の上や高い草の上へと変わり、
幼虫に比べて見つけるが難しくなります。


前脚に鋭いトゲを持ち、
樹の上や高い草の上から他の虫を襲うことが多いヤブキリです。
時には、セミなど自分より大型の昆虫を襲います。


同じ場所に2匹見つけましたが両方とも雄。
雌には長い産卵管があります。


キリギリス、
東京稲城の河川敷の草原で撮ったので、
正確にはヒガシキリギリス、その緑色型です。
近畿以西に見られるニシキリギリスに比べて翅の黒紋が多く、
脚や翅がやや短いと図鑑に記載されています(ニシキリギリスは見たことがありません)。


ヒガシキリギリスの茶褐色型、
長い産卵管が見られるので雌。
丈の高い草むらにいることが多く、
姿を見ることはあまりないのですが
たまたま緑色型と茶褐色型が草の中から姿を見せてくれました。
コメント
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