行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

河川敷のカワラナデシコ

2020-08-07 20:00:08 | 花,植物
多摩川の左岸、関谷橋と是政橋の中間あたり、
土手下の河川敷にカワラナデシコが群生して咲いていました(7/31)。


多摩川の土手道を自転車でゆっくり走っていると、
土手下にピンク色の花が群生しています。
カワラナデシコのようです。


カワラナデシコ(河原撫子)。
ナデシコ科ナデシコ属の多年草、別名はヤマトナデシコ。
もともとは河原などによく見られたそうですが、
環境の悪化(変化)で減少、最近は自生のものはほとんど見ません。


ここは5月ごろレンリソウが毎年花をつける場所、
綱で四方を囲まれ、大型雑草などの除去などの手が入れられている保護地帯です。
いまは、レンリソウはすっかり姿を消し、何十株もカワラナデシコが花をつけていました。
以前、この付近に自生のカワラナデシコを見ていますので、
その子孫が環境を得てここに増えたのか、
それとも、自生していたものの種が人為的にここに播かれたのかも知れません。


園芸品として栽培されているカワラナデシコに比べると、
花弁が小さく疎ら、草丈が高いように思います。
他の草との生存競争の結果でしょうか。


一株、白い花のカワラナデシコがありました。


この保護地域の近く、土手の斜面に
カワラサイコの花がありました。
バラ科キジムシロ属の多年草です。


この保護地帯以外の土手下は、
ほとんどがススキやチガヤなど、大型で強い草に支配されていて、
歩くのも容易ではありませんでした。
そんな中、コマツナギを見つけました。
マメ科コマツナギ属の低木です。
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