行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

8月の林縁道にて、その2

2020-08-19 20:00:31 | 花,植物
昨日に続いて8月9日の林縁道の散歩に写した
晩夏の草の花たちです。


キンポウゲ科センニンソウ。
毎年、夏休みが終わるころ(8月下旬)に花を見ます。
新型コロナ流行で、多くの学校では、
今年の夏休みは今週中には終わるとのこと。
結果的に今年も夏休みの終わるころ、センニンソウの花を見たことになります。


ミズタマソウ。
山野の木陰などに見られるアカバナ科の多年草、
咲きはじめの新鮮な個体を写して見ました。
茎の先や上部の葉腋から花序をだし、白色の小さな花をつけます。
花弁は2個で2裂し、萼片は花弁の倍ほどの長さがあり、反り返ります。
花期は8〜9月。


ミズタマソウ(水玉草)の名は、
白い毛の生えた球形の子房を水玉に見立てたとのこと。


ホトトギス科ヤマホトトギス。
多摩丘陵では、8月になると林縁の散歩道などによく眼にするホトトギスです。
花は茎頂や上部の葉腋に散房状に上向きにつく、
花被片は一般に斑点が大きく、上半部が反り返ります。


同じ林縁にヤマホトトギスと花はよく似ていますが、
草全体の雰囲気が違うホトトギスの花を見つけました。
初見なので、確信はありませんが、ヤマジノホトトギスと判断しました。
調べてみると、
ヤマホトトギスは、花は散房花序につき、花被片が反り返り、
ヤマジノホトトギスは、花は葉腋に1〜2個つき、
花被片が平開するなど違いがあるようです。


タデ科ミズヒキ。
林縁や藪など、半日陰の場所に普通に見られる多年草です。
花を上から見ると赤色、下から見ると白色に見え、
茎の形からも水引のようなので、この名があるそうです。


キンミズヒキの花も咲き始めていました。
ミズヒキの名がつけられていますが
バラ科キンミズヒキ属の多年草です。
道端や山野で見られ、夏から秋に小さくて黄色い花が総状に集まって咲きます。
コメント
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