行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ミズオトギリとキツリフネ

2020-09-16 20:00:25 | 花,植物
昨日に続いて11日の長池公園にて。
午後3時を過ぎていたのでミズオトギリの花を観察に行きました。


ミズオトギリ(水弟切)、
期待どおり花が開いていました。
オトギリソウの仲間は黄色の花が相場ですが、
なぜかミズオトギリは淡紅色です。


オトギリソウ科ミズオトギリ属の
湿地や溜池畔、河川に生育する多年草です。
8-9月、茎先および葉腋の花序に、
淡紅色で直径約1cmほどの花を少数つけます。


ミズオトギリ、
なぜか3時過ぎに花開き、夕方にはしぼんでしまいます。
写真を撮る機会の少ない、
また、虫たちにとっても密を吸う時間の短い花です。
さっそく黒蟻が吸蜜にやってきました。


淡紅色の花弁もオトキリソウ科としては珍しいと思われますが、
9本の雄蕊が3個ずつが3つの束に分かれているその形も変わっています。


ミズオトギリと少し離れた湿地のキツリフネの群落、
キツリフネがポツリポツリと咲いていました。
こちらは黄色の花、葉の緑を背景に少し明るめに写しています。


キツリフネ(黄釣船)、
ツリフネソウ属の一年草、
花はツリフネソウより若干早いようです。
葉の下から花序が伸ばし、
ツリフネソウに似た唇形の花びらの横長の黄色い花を釣り下げて咲きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする