行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

青いセージの花にホシホウジャクとヒメクロホウジャク

2021-10-23 20:00:19 | 花に虫
公園の青いセージの花に
ホシホウジャクとヒメクロホウジャクがホバリングしながら吸蜜していました(9/26)。


ホシホウジャク(星蜂雀)。
スズメガの仲間、日中に活動し、
ホバリングしながら口吻を伸ばして花に吸蜜します。
その姿はフォトジェニック、レンズを向けたくなります。


体色は濃淡の褐色ですが、後翅に黄橙色の帯があり、
翅を広げるとよく目立ちます。
尾部は濃い褐色で一筋の白帯が見られます。


口吻は体長の倍以上、
花にとまることなく、ホバリングしながら、
その長い口吻を操り細い花筒に命中させて吸蜜、
その技は見事しか言いようがありません。


ホシホウジャクの正面顔、
花に口吻が突き刺さり、うれしそうな表情になっています。
口吻が口から伸びていることも分かります。


青い花はメドーセージ、ホシホウジャクがよく訪れます。
シソ科の多年草で正しくはサルビア・ガラニチカの名があります。


ヒメクロホウジャク(姫黒蜂雀)が同じサルビア・ガラニチカの花に吸蜜していました。
やはり、スズメガの仲間、
ホバリングしながら吸蜜するところ、
その姿もホシホウジャクによく似ています。


ヒメクロホウジャク、
腹端が黒色、そしてホバリングした時に翅に黄橙色が見られません。
そんなところがホシホウジャクとの見分け方のようです。
いずれにしてもよく似ている両者です。
コメント (2)
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