行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

6月の山道にて

2023-08-25 20:00:34 | 花と虫
6月10日、
望遠マクロを片手に南山へ、
小さな虫を大きく写しました。


山の小さな畑地にセリ科の黄色の花がいい香りを放っていました。
そのまま「セリ科、黄色花」で検索してみると、
ウイキョウ(茴香)、別名フェンネル。
甘みのある香りと樟脳のような風味があり、
古くから香辛料や薬草などとして用いられている植物のようです。


その黄色の花に黒地に二筋の黄帯の蜂が吸蜜していました。
図鑑で調べてみると、オオフタオビドロバチのようです。


草の葉にカノコガ(鹿子蛾)を見つけました。
黒い翅にいくつかの白斑、これを鹿の子模様と見たのが名の由来です。


上とは別の個体、花の終わりのキク科の花にとまっていました。
腹部側面には鮮黄色の帯が規則的に並びます。


ヒトリガ科の蛾です。
一見、蛾とは思えない、蜂のような姿です。
フタオビドロバチに擬態しているといわれています。


テリハノイバラの雄蕊に埋もれて、
ヨツスジハナカミキリがいました。
花によく集まるハナカミキリムシの1つです。


体色は黒褐色で、前翅には4本の黄褐色の横帯があります。
飛翔中の姿は蜂によく似ており、
体色や模様も含めて、アシナガバチに擬態しているといわれています。
コメント
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