行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ガガイモ、ツルボ、ヤマハッカ、センニンソウ

2023-11-12 20:00:59 | 花,植物
9月2日、丘陵の野道を散歩、初秋の野花を撮りました。
花色をより印象的に映すべく、
カメラのWBを白色蛍光灯にして見ました。


里道の道辺にカガイモの淡紫色の花を見つけました。
いくつかが群れて、3mほどに渡って、たくさんの花をつけています。


カガイモはキョウチクトウ科ガガイモ属のつる性多年草、
花期は8~9月、葉腋から花柄を伸ばし、
花柄の先端に集散花序をつけ、
淡紫色から白色の花を10 ~20個ほど咲かせます。
花冠は5深裂して星型に反り返り、花冠の内側に毛が密生します。


葉は対生し、長さ5 - 10cmの心臓形で全縁です。
葉脈が目立ち、葉身の表面は濃い緑色、裏面は白緑色をしています。


ヤマハッカ(山薄荷)の青色の小さな花が咲き始めていました。
シソ科ヤマハッカ属、山野に見られる多年草です。
ハッカ(薄荷)の名がつきますが、シソ科ハッカ属のハッカとは属が違い、
葉をもんでもハツカ類の香気はありません。


花期は9〜10月、これから本格的に花がつきます。
枝先に細長い花穂をだし、青紫色の小さな唇形花を疎らに咲かせます。
花は長さ7〜9mmと小さくて疎ら、
望遠マクロを使って見ましたが、
屈んだ姿勢でピントを合わせるのはたいへんです。


ツルボ(蔓穂)のピンク色が咲いていました。
キジカクシ科ツルボ属の草本、
夏の終わりから秋の初めに細長い花茎(穂)を伸ばし、
ピンク色の花を穂の下から開花させます。


野道のところどころにセンニンソウ(仙人草)も咲き始めていました。
キンポウゲ科センニンソウ属の性の半低木、
8月の終わり頃、枝の先端と葉腋に集散状の花序をつけ、
直径2~3 cmほどの白色の花をたくさんつけます。
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