行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

秋から冬へ,ススキ変貌

2010-12-22 23:19:07 | 花,植物
セイタカアワダチソウの黄,ススキの白,
そしてまだ緑に覆われていた秋野,
10,11,12月と徐々にその色合いが移り変わっていきます。
アワダチソウの黄は失せ,枯れ色となり,
ススキは穂の白さをさらに増し,
葉からは緑が消え,枯れ草色になります。
ススキを中心にそんな3ヶ月の草原の変貌を見てみました。




(10月中旬)
セイタカアワダチソウは黄色の花盛りです。
ススキの穂は白いものと思っていましたが,
この頃の穂はやや赤みがかかって見えます。
花が咲いているようです。
ススキの花は花弁がなく,雄蘂は淡い黄色,雌蘂は赤黒いようです。


(11月中旬)
約一月が過ぎ,ススキの穂から赤みが消え,白くなっています。
まだ綿毛で膨れておらず,スマートな穂です。
この頃のススキが一番きれいに思えます。
セイタカアワダチソウは黄色が失せ,枯れ出しました。


(12月初旬)
ススキ原は枯れ野となり,
自生した松の小木だけが青々としています。
ススキの穂には綿毛ができ,膨れています。
重たくなったのでしょうか,穂が下に垂れているようです。


(12月中旬)
ススキの葉はすっかり枯れ,緑がなくなりました。
穂も綿毛が重たく感じます。
こうなるとすっかり冬景色です。

西の日にかがやきひかり枯薄
孤高にもなお立ち続け枯尾花
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