行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

冬芽2(イヌシデとアカシデ)

2016-02-16 20:00:44 | 花,植物
カバノキ科クマシデ属のイヌシデとアカシデ、
この2つも多摩丘陵によく見られ、
いずれもソロの名でも呼ばれ、樹肌、葉、花などよく似ていています。

散歩の途中、歩道橋や崖の上から、
あるいは低い枝を見つけて写した冬芽たち、
図鑑やWeb情報をもとに、イヌシデとアカシデの区別を試みて見ました。


イヌシデ(1)
イヌシデの枝には毛があります。


イヌシデ(2)
枝の色は白っぽく、白褐色、
きれいな芽鱗を持つ芽が枝にくっつくように伸びています。
「犬は伏せ」と覚えろと聞いたことがあります。


イヌシデ(3)
太く大きな芽は花芽、
これが尾のように垂れ下がる雄花になります。


イヌシデ(4)
伐採されて地上に放置されていた枝です。
古い太い枝は褐色ですがよく見ると枝に毛があります。
これもイヌシデです。


アカシデ(1)
枝に毛がなく、枝の色が赤褐色です。
イヌシデと同じような赤褐色の芽鱗を持つ芽、
細いのが葉芽、太いのが花芽、
イヌシデにくらべると全体的に細身に感じます。


アカシデ(2)
イヌシデに比べ、
芽は枝に角度を持ってつきます。


アカシデ(3)
花芽のようです。
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