行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ガマズミとイヌザンショウの実

2019-11-02 20:00:24 | 花,植物
10月の長池公園、
毎年同じような写真を撮っているような気もしますが、
今年も真っ赤に色づきいたガマズミの実、
たわわに実ったイヌザンショウの果実を写しました。


レンプクソウ科ガマズミ。
5月に咲いた白い小花がそのまま果実になったように
密集して実をつけていました。


山地や丘陵地の明るい林や草原に普通に自生する落葉低木、
また、庭木、公園木としても、よく利用されます。
秋の山野を彩る赤い実です。


熟した果実は野鳥が好んで食べます。
できたての実は酸味が強いものの、
晩秋になれば甘味が増し、人間も生食できます。


果実の3倍ほどの大きさの毛が目立つ薄緑色の実、
ガマズミミケフシという虫こぶです。
ガマズミミケフシタマバエの幼虫が実に寄生したものです。


ミヤマガマズミ。
一般にガマズミより少し標高り高い山地に生えるとされます。
ガマズミに比べ、葉の先が尾状に伸びて鋭く尖ります。


キミノガマズミ。
園芸品種、黄色の実をつけるガマズミです。
長池公園の駐車場に毎年見事な実成を見せてくれる
キミノガマズミがあります。


ミカン科イヌザンショウ。
果実も果実が裂けて現れる黒い種子もサンショウによく似ます。
サンショウに比べて花数が多く、果実もたくさんつきます。
しかし、葉も果実もサンショウに比べて香りが弱く、
香辛料に使えないのでイヌザンショウの名です。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« メナモミ、オナモミ、シロバ... | トップ | 令和最初のジョウビタキ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

花,植物」カテゴリの最新記事