行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

冬芽1(コナラとクヌギ)

2016-02-15 20:00:43 | 花,植物
被写体の少ない今の時期、
木々の冬芽が散歩中の被写体になってくれます。

コナラとクヌギ、
いずれもブナ科コナラ属、
武蔵野や多摩丘陵など、関東の雑木林の代表的な樹木です。
この2つ、葉、樹肌などよく似ていて、
ドングリの違い以外で見分けるのがなかなか難しいのです。
しかし、冬芽を知れば見分けがつくと教えられ、トライして見ました。
そして、同じブナ科でドングリのなる木、
ミズナラとクリをくわえてみました。

まずコナラの冬芽3つ。

コナラ(1).
先端が尖がる美しい赤褐色の冬芽です。


コナラ(2).
頂芽のまわりにたくさんの側芽がつくことが多いようです。


コナラ(3).
芽を覆う鱗状の小片。
難しくいうと芽鱗といいますが、
たくさんの芽鱗につつまれています。

次にクヌギの冬芽3つ。

クヌギ(1)
栗褐色で、コナラと違って灰白色の毛があります。
先端は頂芽の他に1~2個の側芽が付くものが多いようです。


クヌギ(2)
まだ残っていた葉も入れて見ました。
コナラに比べクヌギは葉が残っているものが多いように思います。
この木は昨年クヌギのドングリを見ています。


クヌギ(3)
多摩丘陵の山道の伐採枝に見つけた冬芽、
上記ものとは少し違うように見えますが
多摩丘陵のもの、そして芽鱗に白色の毛があるところから
クヌギの可能性が高いと教えてもらいました。


ミズナラ、
公園に植栽された小さなミズナラの冬芽、
多摩丘陵にはミズナラは自生していないということであり、
見る機会はあまりないのですが、
コナラに似ているように見えます。


クリ、
わかりやすい冬芽です。
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