コロナ禍で酒に弱くなったよっぱらい親父。古希を過ぎ、腰痛に悩みながら今は家庭菜園に精を出す。慰めは3匹の猫。
よっぱらい親父の独り言
ヨーロッパ旅行記-その3
8月31日のこと
フュッセンは海抜800m、ロマンチック街道終点の山の町。
4時半起床。ホテルの窓から外を見ると、森と湖が絵画のようだった。
街道を30分ほど戻ってヴィース教会に行く。
18世紀、ロココ建築の最高傑作と言われるが、今も牧場の中に素朴に建つ。
ところが、お堂の中は絢爛豪華で息を飲む。さすがに世界遺産。
入場料は寄付の奥ゆかしく1ユーロのみ。ただし、タヌキのトイレ代50セント。
フュッセン方面へ20分、ノイシュヴァンシュタイン城がある。
断崖に建つ白鳥の城だ。ノイシュヴァンシュタイン=New Swan Stone(英)である。
東京ディズニーランドのシンデレラ城のモデルだという。
建て主は、バイエルン国王ルードヴィッヒ2世。
ワーグナーに心酔し、城内はその楽劇に因む絵画があふれている。
昼食の後、バスは一路スイスに向かう。
国境は何事もなく進み、インターラーケンまで360キロ余り、5時間を要す。
車窓は、山と谷と湖と町。ハイジの風景が広がる。
スイスの通貨はスイスフランだ。1フラン=約90円。
ホテルの部屋からユングフラウの白い山容が見える。
夕食は町中のレストラン。陽気で筋肉ムキムキの店員さんがホルンを吹く。
お客さんたちにも吹かせてくれる。
その後、町中を散策。
これまでのホテルと同様、シャワーのみで浴槽はなく、体が温まらない。
インスタントラーメンをすすって寝る。
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