2021/04/03
牛久大仏を拝観した後、「牛久シャトー」を訪れました。
牛久シャトーは日本初の本格的ワイン醸造所として、1903年に建てられた赤レンガ造りの重厚な明治期西洋建築です。
クラシックな本館事務室。いい感じ~
2008年には国の重要文化財、2020年には日本遺産に認定されています。
シャトー・カミヤというのは、この建物を建てた神谷傳兵衛の名前からきています。
神谷傳兵衛は国産ワインを作ろうと、ここにブドウ畑や醸造所を作りました。神谷傳兵衛は東京・浅草の「神谷バー」の創業者です。「神谷バー」は今も浅草にあり、「デンキブラン」というカクテルが有名です。
サンクンガーデンと神谷傳兵衛記念館。
明治・大正期、日本のワイン産地は甲州と牛久だったのだそうです。このあたりは傳兵衛の開墾したブドウ畑だったそうです。
記念館の中は古い醗酵場の跡。大きなワイン樽が並んでいます。
樽は人の身長よりずっと大きい。
蜂印香竄葡萄酒の看板
2階には神谷傳兵衛の足跡が展示されています。
ガラスに光が反射してますが、葡萄酒の美人画ポスター
除梗機(ブドウを粉砕して、枝などを取り除く機械)
ここでブドウ栽培から、絞り、発酵、瓶詰めまでおこなっていたのですね。
敷地内にレストランがあります。
もとはワイン貯蔵庫だった建物で、広くてとても素敵でした。
(ネットからお借りした画像です)
このレストランがおいしくて雰囲気がよかったんですよ。
前菜のトマト シーフードをクリームチーズであえたもの、おいしいものでした。
白菜のポタージュ
私は魚をチョイス
夫は肉をチョイス
パンとコーヒーがついて、これで2,000円はコスパがよすぎです。
ちょっと高級感があって、サービスもよくてゆっくりできました。
牛久シャトーにはショップがあって、ワインやジャムなど売っていました。欲しかったけれど、これからも歩くつもりで、重くなりそうで諦めました。