五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

一句ひねろう:花曇り

2005年04月07日 | 一句ひねろう
桜も一気に開花した東京は、朝から曇り空、涼しげな風が吹いています。
毎朝行き交う近くの女子高の生徒たちの顔ぶれがいつもと違って見えたのは、新学期になったせいではなく、今朝私が少し早く家を出たからなのでしょうか。

吉祥寺駅から会社に向かう水道通りを歩いていると、どこから飛んできたものか、桜の花びらが数枚、私を追い越していきました。
今年の桜は急に花開いた分、散るのも早いかも知れませんね。

■女校生の 群れ過ぎ行きて 花曇り

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一句ひねろう:桜の便り

2005年04月01日 | 一句ひねろう
家内から、市川大門町にある宝寿院というお寺の境内にあるしだれ桜が満開だよ、という知らせがありました。携帯メールで送られてきた画像を載せておきます。
一般的に、しだれ桜は普通の桜に比べて開花が早いのですが、今年は例年に比べて少し遅かったのかな?

今年は彼岸のお参りにも行くことができなかったので、今度山梨に帰ったときには、ぜひ行って、桜も眺めてこようと思います。
それまで咲いていることを祈りつつ。

■ふるさとの 桜の便りを 妻に聞く


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一句ひねろう:梅の香

2005年03月28日 | 一句ひねろう
彼岸を過ぎて、ずいぶん暖かくなりました。
久しぶりに実家に帰ると、庭の風景も2月の頃とは一変し、春の訪れを実感させてくれます。

母が生前大事に育てていた梅の木も花びらがすっかりほころんでいます。
梅の香りは咲き始めが一番強いといわれますが、仏壇のところにまで薫っているようでした。

■梅の香を 母の遺影に 手向けつつ

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一句ひねろう:京都御所

2005年03月21日 | 一句ひねろう
長男の学校の役員会に出席するために京都に来ましたが、少し時間があったので、近くの京都御所に行ってみました。

天気の良い休日の午後でしたが、訪れている人は思ったより少なく、御所のまわりを自転車で回ったり思い思いの方向に散策する人が目立った程度でした。

写真は蛤御門の戦いで、長州軍の大将・来島又兵衛が討ち死にしたとされる清水谷の椋の木から建礼門の方向を撮ったものです。

■武士(もののふ)の 恨み残すや 椋の枝


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一句ひねろう:卒業の朝

2005年03月20日 | 一句ひねろう
前にも書いたとおり、3月19日は長女の卒業式の日でありました。
普通、卒業ともなると人生の大きな節目であり、特別な日であるという思い入れがあるのですが、長女の場合は、専門学校を出て、これからも同じ勉強を続けていくということの要素のほうが大きくて、入学式とか入社式といったような特別な日である、という感覚があまりしないようです。

普段と同じようにおきて(若干遅めでしたが)、同じように学校に行く。違うのは私が一緒についていく、ということと、普段はあまり着ないスーツ姿だったというくらいでしょうか。

■卒業の 朝もいつもの 飯を炊く

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一句ひねろう:雪舞って

2005年03月14日 | 一句ひねろう
しばらく暖かい日が続いていた東京に、13日雪が舞いました。
ボタン雪だから積もりはしないよ、と思ってはいても、春分を間近に控えて、すっかり春モードに浸っていた気分に水を差された(雪を降りかけられた)感じですね。

夕方から新宿へ買い物に出かけたのですが、地下街から一歩外へ出ると、冷たい風も吹いていて、冬とはいえないまでも少し季節が逆戻りをした感じを受けました。

■雪舞って いつもと違う 街の朝

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一句ひねろう:春の雨

2005年03月11日 | 一句ひねろう
今朝は朝から雨、予報では一日中ということでしたが、量はさほどでもないようで。
吉祥寺から水道通りを歩いていくと、すっかり枝が落ちた街路樹が並んでいますが、その細い幹を濡らすほどの雨ではないようですね。

いずれにしろ、花粉を洗い流してくれるありがたい雨、今しばらく杉の木だけに降り続かないものでしょうか。

■春の雨 裸木の幹 濡らすほど

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一句ひねろう:雪の朝

2005年03月04日 | 一句ひねろう
昨夜半から降り出した雪ですが、朝は思ったほど積もってはいませんでした。
それでも、出かけるころには激しい降りとなり、ビルの周りを吹く風は方向が不安定ですから、どんなふうに傘を傾けても、身体中に雪がまとわりつくようで、歩きにくいものでした。


■肩すぼめ 傘傾けて 雪の朝

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一句ひねろう:信号

2005年03月02日 | 一句ひねろう
花粉症のせいか、はたまた風邪のせいなのか、夜気にあたるとせきこむことが多いのでマスクをしています。
透き通るような夜の空気なのに、涙目には全てがにじんでいるように見えます。

■マスク越し 信号の青 滲みいづる

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一句ひねろう:駄句ですが...

2005年03月02日 | 一句ひねろう
自分のホームページに俳句を載せていました。今から5年位前までのことですが。
祖母と母の死以来、更新を怠ってきたわけですが、ブログ立ち上げをきっかけにふたたび作り始めてみようかと思うようになりました。

きっかけはフジテレビではなくて、携帯で投稿できるようになったことが大きな要因です。
これまで、出張先の車窓風景や、会社までの行き帰りのクルマの外の景色を見ていてできることが多かったのです。
しかし、メモを取っておいて、帰ってからページを編集する作業というのは、思った以上に面倒で大変な作業でした。
ところが、今回携帯電話から投稿すればページが作れる機能があると知り、それならば、と考えました。

しかーし、

これが難しい。今のところまだできません。マニュアルのとおり携帯のアドレスを指定しているのですが、表示してはくれません。
うーむ、早く何とかしなければ。

以前の駄句をご覧になりたいキトクな方は、こちらへ

 一句ひねろう

ちなみに、投稿してみたのは以下のもの、仕方がないので手動で掲載。


本当に今朝は空気が冷たかったですね。気温はそれほどでもなかったですが、とにかく風が強いので。
駅のホームで電車を待っている間も、足元から冷たさが上がってくるようでした。

■手袋の 指先痛し 乗車前
■空き缶の陰に 淡き葉 萌え出でて
 
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