今年のルマン24時間レースについては以前にこのブログで少し触れました。
「ルマン・マイスター」トム・クリステンセン選手が9回目のタイトルを獲得した印象的なレースでした。
→ 「涙の9勝目」
で、今年のル・マンの表彰台に上がった3台の車のミニカーを予約しておいたわけなのですが、4か月ぶりにやっと手元に届きました。
が、しかし、届いたのは1位と3位になった「アウディR18 e-tron クアトロ」のみ、2位の「トヨタTS030」は未入荷だそうで、まだしばらく待たなければなりません。
陳列台に3台そろえて並べたかったのに、という気持ちは当然あるのですが、こればかりは仕方がないのがこの業界の通例のようなので。
しかし、これだけは言っておこう。
ミニカーは1位と3位を差別しすぎ。
上の写真を見てわかる通り、2台のミニカーは車番の数字以外はほぼ同じ外形、同じ塗装です。
まあ、同じチームからエントリーされたクルマなので当然ですが、問題はその価格。
予約価格で250円ほど1位のクルマが高いのです。
予約注文は(私の想像ですが)圧倒的に優勝したクルマの方が多いはず。
その多い台数の方に高い値段を付けるなんて、コレクターの足元を見たアクドい(とまではいいませんが)商魂を感じざるを得ません。
いずれ近いうちに、たくさん作ったモデルの方が値崩れを起こすことが予想されますが、ちょっと悔しいなあ。

ちなみにこの2台、外箱(スリーブというそうです)のデザインが全く異なります。
個人的には、3位の外箱の方がカッコいいです。
また、型番も優勝したものは「43LM13」という、いかにもその年を代表する番号が付けられている(43はスケール、LMはル・マン、13は2013)のに対して、3位の方は「S3743」と実に機械的(Sはメーカー名の略、こちらの43は "たまたま")。
こんなところにも差をつけているんですね。
ショップも3台の注文のところを2台だけ発送するのは、と思ったかどうかは定かではありませんが、もう1台同梱してきました。
それが9月に注文したポルシェ908LH、1972年のル・マンに出走して総合3位に入ったクルマです。

この年、すでにワークスチームとしてのポルシェは参戦しておらず、レースはフランスのマトラ・チームが勝利を飾り、この年から三連覇を達成するのですが、すでにトウの経ったポルシェ908を引っ張り出してプライベート参戦をして、なおかつ3位に入ったドライバーこそ、何を隠そう今年もアウディでル・マンを制したチームのオーナー、ラインハルト・ヨーストその人なのです。
これも何かの因縁でしょうか。

このポルシェ908LH、チーム名を「Jo Siffert A.T.E. Racing」といいます。
そう、1971年に事故で亡くなった「917使い」だったジョー・シファートの名前です。
ヨーストはこの年のル・マンに参戦するにあたり、シファートのコレクションだった908を借り出してレースに臨んだのです。チームの名前もその縁からなのでしょう。
このクルマ、写真などを見る限り、おそらく1968年にル・マンでシファートが乗り、ポールポジションを獲得したカーナンバー31そのものではないかと思うのですが、確証がありません。
もう少し調べてみたいなと思っています(ほとんど自己満足の世界ですね)。
そんな意味でも私にとっては思い出深いモデルです(メーカーもよくぞこんなモデルを発売してくれました)。
※ミニカーはすべてスパーク製、1/43スケール。
「ルマン・マイスター」トム・クリステンセン選手が9回目のタイトルを獲得した印象的なレースでした。
→ 「涙の9勝目」
で、今年のル・マンの表彰台に上がった3台の車のミニカーを予約しておいたわけなのですが、4か月ぶりにやっと手元に届きました。
が、しかし、届いたのは1位と3位になった「アウディR18 e-tron クアトロ」のみ、2位の「トヨタTS030」は未入荷だそうで、まだしばらく待たなければなりません。
陳列台に3台そろえて並べたかったのに、という気持ちは当然あるのですが、こればかりは仕方がないのがこの業界の通例のようなので。
しかし、これだけは言っておこう。
ミニカーは1位と3位を差別しすぎ。
上の写真を見てわかる通り、2台のミニカーは車番の数字以外はほぼ同じ外形、同じ塗装です。
まあ、同じチームからエントリーされたクルマなので当然ですが、問題はその価格。
予約価格で250円ほど1位のクルマが高いのです。
予約注文は(私の想像ですが)圧倒的に優勝したクルマの方が多いはず。
その多い台数の方に高い値段を付けるなんて、コレクターの足元を見たアクドい(とまではいいませんが)商魂を感じざるを得ません。
いずれ近いうちに、たくさん作ったモデルの方が値崩れを起こすことが予想されますが、ちょっと悔しいなあ。

ちなみにこの2台、外箱(スリーブというそうです)のデザインが全く異なります。
個人的には、3位の外箱の方がカッコいいです。
また、型番も優勝したものは「43LM13」という、いかにもその年を代表する番号が付けられている(43はスケール、LMはル・マン、13は2013)のに対して、3位の方は「S3743」と実に機械的(Sはメーカー名の略、こちらの43は "たまたま")。
こんなところにも差をつけているんですね。
ショップも3台の注文のところを2台だけ発送するのは、と思ったかどうかは定かではありませんが、もう1台同梱してきました。
それが9月に注文したポルシェ908LH、1972年のル・マンに出走して総合3位に入ったクルマです。

この年、すでにワークスチームとしてのポルシェは参戦しておらず、レースはフランスのマトラ・チームが勝利を飾り、この年から三連覇を達成するのですが、すでにトウの経ったポルシェ908を引っ張り出してプライベート参戦をして、なおかつ3位に入ったドライバーこそ、何を隠そう今年もアウディでル・マンを制したチームのオーナー、ラインハルト・ヨーストその人なのです。
これも何かの因縁でしょうか。

このポルシェ908LH、チーム名を「Jo Siffert A.T.E. Racing」といいます。
そう、1971年に事故で亡くなった「917使い」だったジョー・シファートの名前です。
ヨーストはこの年のル・マンに参戦するにあたり、シファートのコレクションだった908を借り出してレースに臨んだのです。チームの名前もその縁からなのでしょう。
このクルマ、写真などを見る限り、おそらく1968年にル・マンでシファートが乗り、ポールポジションを獲得したカーナンバー31そのものではないかと思うのですが、確証がありません。
もう少し調べてみたいなと思っています(ほとんど自己満足の世界ですね)。
そんな意味でも私にとっては思い出深いモデルです(メーカーもよくぞこんなモデルを発売してくれました)。
※ミニカーはすべてスパーク製、1/43スケール。