五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

合格発表

2015年03月12日 | 日々のつれづれに
今日は県内の公立高校の入試合格者発表の日。

昼前に買い物から帰る道、ひとりで、友達と、そして母親と、発表会場の高校へ行く受験生を何人も見かけました。
皆さん合格していればいいですが、こればかりはどうしようもないことで、受かる人は受かるし落ちる人は落ちる。
あと数分先にその結果が待っている、なかなか厳しい現実ではあります。

今から45年前、私も受験生の一人でした。
試験の一週間前から風邪を引いて寝ていたので最悪のコンディションの中、タクシーで受験会場に行ったのを覚えています。
試験が終わってからも、答え合わせをする気力もなく、「ええい、仕方がない。運を天に任せよう!」と半ばヤケで思ったものでした。
幸い、合格したからいいようなものの、そうでなかったらその先の私の人生は少しは変わったものになっていたかもしれません。

そういえば、大学入試の時も、似たようなことがありました。
本命の大学の数学の試験の最中に突然鼻血が出てしまい、試験官の方に答案用紙を交換してもらった覚えがあります。

このときも数日前から体調が悪く、おまけに机の目の前に大きな石油ストーブがあって、その熱にやられてしまったのかもしれません。
今から考えると、席を変えてもらえばよかったのかもしれませんが、その時はそういうことを考えることができるほど冷静ではなかったですね。
数学の出来が悪かったせいか、そこの大学は不合格でした。
もしもあのとき合格していれば、ということはその後も何度か思いましたね。

不合格の連絡(電報)をもらった時に、祖母が「あんな遠くの県へ孫を送りださなくて良かった」と喜んだのを覚えています。
一浪するつもりだった私は、結局地元の大学に通うことになりましたが、おばあちゃん子の私は「これもおばあちゃん孝行だからな」と思ったものでした。

合格者発表の今日、おばあちゃんの思い出話になってしまいました。

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