帰省の目的もほほ完了し8月初旬、東京へ戻る切符手配でJR砂川駅迄:
敢えて鉄道沿いを野草を眺めながらパンケ歌志内川にぶつかる所を経由して駅に行く事に…丁度特急が通過する所だった!
雑草にまみれて鵯花(ヒヨドリバナ)かな。 |
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東京の感覚でヒレハリソウだと思っていたが…蝦夷瑠璃草(エゾルリソウ)かもしれない |
細葉海蘭(ホソバウンラン) 石狩川の河原にも群生している。 |
鉄道沿いは背の高い雑草で覆われているが良く見ると野草の宝庫かも?踏み入って撮りたかったが足場が不明で危ないので避けた。これ以外にもあるかも知れない!
少し先に進みパンケ歌志内川沿いの空き地に! 今年の冬までは、古い家があったような気がするが、見逃す所だったが…。 まさかと思ったが大きな桐の木の様にも見えたので、思い切って縄張りを越えて近づいてみた。 桐の花とも違う!蘭のような花だ! かなりネット検索を重ねやっと分かった: ”カタルパ”と言うようだ。 全国的に珍しい木で新島襄がアメリカから持ち帰り全国に広まったと言うが…何故、北海道の、砂川にあるのか謎だ! 縄張りしてあるので家が建つのかもしれないが、どうか切らないで欲しい |
更に進みパンケ歌志内川とぶつかる所にでる。川が直角に折曲がり鉄道の下を通って市街に向かっている。
其処にかかる橋の上から川を眺めると:
青鷺(アオサギ)がじっとしていた。30mくらいだろうか?こんなに近ける事は普通は困難。あれこれカメラを操作している内に、嫌われて飛び去ってしまったが…飛ぶ瞬間も撮れるチャンスがあったのだが、駄目だった。
こちらは気にせず夢中で水に頭を突っ込んでいる。真鴨(マガモ)の様だ!彼等は故郷の戻らなかったんだね。最近の北海道は昔より数段暖かくなってるし餌も豊富だし永住するのも良いいね、君達も。
砂川駅に着いた!良く見ると <”旅の思い出”だったなぁ>と書かれた鐘がある。「どんな時に鳴らすのか」「自由に鳴らしてもいいのだろうか」 さすがに遠慮した。
無事千歳空港への指定を確保して駅をでる。タクシー待ちのゲートの向こうに見える古い喫茶店が見える。昔から帰省したとき横を通るが入って事がない。 食事&喫茶”やまいち” とある…思い切って入ってみた
: 歴史を感じる店内だ。クーラーは勿論ないがとても涼しく、落ち着いた雰囲気がある。お年を召したご夫婦で
やられている感じだ。ご主人にお話を聞くと50年になるとか。お袋を砂川に一人残しているので時々東京から
来ていると伝えると 「そう言う方がよく来る」と言っていた。一見とっつき難い感じもしたが話すと直ぐ親しくして
くれてとてもいいね。
喫茶店を出てこのレストランの前にでる。店主の奥様が水巻きをしていて「こんにちは」とお声をかけた。 この冬に投稿した事がある、店の風情と名前が気に入って何度か訪れた事があり、少し面識がある。 「あらぁ お母様お元気?」 「またお二人で入らして!」と 砂川には住んでいないので殆ど知り合いがない。覚えて頂けて居るだけで親しみを感じるね。 名前はペオニーで派手な芍薬だが、英語に成ってるせいでそんな自己主張もなく、小さいがジャズが流れる洒落た店だと思う。砂川にこんな店があるのか?と正直驚いた。 |
最近の不本意な事故で砂川も有名になってしまったが、違う所でアピールして駅の看板にあった
「アメニティ・タウン」へ一層のイメージアップできるといいね。