ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

石油ビジネスにとって苦しい季節ですが

2007年01月16日 09時38分33秒 | Weblog
私の経験では今月から来月が石油販売業者にとって収益的にも資金的にも一番苦しい季節のはずです。こんな季節に灯油という収益源を持っている企業と持たない企業では資金的に大きな格差が出てきます。

12月の仕入れ決済を1月から2月の少ない売上のギャップをまかなう事になるわけですから資金繰りはタイトになるはずです。

どんなビジネスでも通年を考えると、楽な季節と苦しい季節があるものです。

頑張りましょう。

経営者にとって「手元資金」が豊富なときは強気になりますが、乏しくなったり不足して融資にたよる時期には弱気になるはずです。通年サイクルを考えての経営が石油ビジネスのポイントなのです。

灯油は昔から冬場収益を確保するための石油ビジネスの生命線となっていました。本音では、通年収益を確保するための最大のポイントとなる収益源でもあります。
決算が灯油で決まるともいわれてきました。今でもその通りなのです。

現在灯油マーケットはSSの閉鎖やセルフで大きく変化しています。
「松茸は千人の股をくぐる」といわれます。
灯油ビジネスはまさに松茸です。

一般業者は閉鎖やセルフ化で松茸をまたいで行きます。その間隙を縫って見事に松茸をゲットできるよう頑張りましょう。

繰り返しますが、石油販売業者にとって灯油は冬場に生えてくる「松茸」なのです。売上ギャップを埋めて収益確保できますから資金繰りが楽になります。

興味をもたれたら、ご一報ください。
お手伝いさせていただきます。

日本版SOX法について

2007年01月16日 09時11分53秒 | Weblog
今後、企業のITシステムの内部統制やセキュリティ保護のためのSOX法という法律が強化されます。米国のサーベンス・オクスリー法(SOX法)に倣って、会計監査制度の充実と企業の内部統制強化を求める日本の法規制のことです。

電子商取引や証券取引など会計上の不祥事やミスが多発しているために見直されるとの事ですが、既に当社のユーザーにおいても一部大手企業からの問合せも発生しています。現在当社のシステムもこれらの法律に準拠するための変更作業を検討中です。

具体的には、いままでの個人情報保護法だけでなくシステム上のセキュリティ管理やアクセスログ管理などの社内的な統制をどのように進めるかということ事です。

データ入力者や抽出などについての作業履歴などを残す必要も出てきます。
SOX法により企業のシステム運用方法も変わるはずです。

いままで、独自に特殊な方法でデータセキュリティに拘ってきた来た企業もありますが今後は共通した法律による社内統制ができるようになるはずです。

今後もう少し、詳細で具体的な手法について報告をさせて頂きます。

いろいろと勉強する事が増えてきます。