ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

幸せのちから

2007年01月29日 16時55分59秒 | Weblog
「忙しいのによくあんなに細かくブログを書く時間がありますね」といわれます。

私は本を読む事と文章を書く事が大好きな人間なのです。
これは、きっと遺伝なのでしょう。母も文章や俳句を読むのが大好きでした。
小説でも書いたら・とおだてられますが、自身でそこまでの文才があるとはとても思えません。

ブログは4年位ずっと書き続けていますから今となってはベテランと言えるのかもしれません。そして、たまに昔のブログを読み返すと自分の日記となっています。

私の波乱の人生の時々を書き綴っていますが、現在のビジネスをはじめてからのものは、まるでベンチャービジネスのドキュメンタリーのようです。

私の過去を知っている方が読んだら、それはまるで映画の「幸せのちから」のような人生ドラマかもしれません。

石油ビジネスの関係者が見たら石油にこだわる「変なおじさん」の独りよがりの書き込みのように感じられるのかも知れません。

人生は面白いもので、生きている間の毎日毎日がドラマです。
何もせずに老いていくのも人生。
自分から進んで仕事で苦労するのも人生。
どちらが賢い生き方なのか、自分の命が尽きる「その時」まで判らない。

自分の人生が尽きるとき、どんなに楽しい事や苦しい事も、みんな「昨夜の夢」のように感じられるのではないかと考えています。

大きなため息を一つつきながら「さんざん、生きたわい」と思い残すことなく死ねたらそれが男子の本懐というものです。

経営者も社員もそれぞれの立場で課題や不満を持ちながら日々努力しています。
自分の仕事があって努力しながら生きていて、しかも目的が明確な人が幸せな人なのでしょう。

いつの時代でも夢を実現できる人は本当に少数のラッキーで幸せな人です。
殆どの人は夢の半ばで諦めたり、賢く生きようとして自分と妥協し安全で楽な道を選ぶはずです。だから、一見幸せそうに見えてはいても常に自分の生き様に満足してはいないはずです。しかし、いまの世の中ではそんな生き方を「賢い生き方」というのでしょう。

昨日のNHK大河ドラマ「風林火山」で武田晴信と山本勘助の出会いの場面で晴信が「絶望の中から大望が生まれる」と勘助を説得する場面がありました。ドキッとするような名台詞です。

日曜日に「幸せのちから」という映画を観てきました。
実在の投資家クリスガードナーの実話に基づくドラマです。
今年のアカデミー賞ノミネート作品ですが、『硫黄島からの手紙』と競う名作です。

映画を観たり小説を読んで感動する人はたくさんいます。
しかし、実際の人生で本当の苦難や幸せを体験する人は非常に少ないのではないかと感じています。

現在がどんなに苦しくても、どんなに幸せでも、それは長い人生の中で一瞬の通り過ぎる「夢」のようなものなのでしょう。課題や目的もなく毎日を生きるという事はむなしい事だとつくづく思います。

今日も一生懸命努力しました。
皆さん、明日も一生懸命頑張りましょう。

T嬢からセキがひどいので、早く帰って寝るようにとの指示がありましたので、
今夜は早く寝ることにします。

今夜も良い夢を見ます。

早くも今年灯油商戦の中間総括

2007年01月29日 06時27分22秒 | Weblog
暖冬の影響で全体の販売数量は落ちています。

しかし、閉鎖SSやセルフ化による影響などで灯油販売戦略に積極的な販売業者では浮遊客をうまく取り込んで売上数量が伸びている企業も少なくありません。

昨年度の仕入れ調達が異常な状態であったため、本年度のリッターあたり収益は向上しており粗利益高については前年比増収となっています。

灯油販売に関しては企業ごとの基礎販売数量やスタンスにより収益性は大幅に異なりますが、セルフSSでも店頭数量が伸びているところもあるようですから、二極分化が進行した年であったようです。

少ない、運転資金で収益が向上したわけですから、結果としては上々の企業も多かったようです。「雪ん子」ユーザー様は改めてデータベースマーケティングの強みを感じていらっしゃる事とおもいます。特に配送灯油の粗利益率は30%を超えたところが多く決算状況を左右する最重要商品ともなっています。

既に灯油ビジネスから撤退したSSや基礎販売数量が少ない企業では、業転市況などの価格変動だけに眼がいってその収益性に気付いていないようですから、当分ビジネスチャンスは継続するはずです。

今後の課題としては、顧客管理情報を活用する事で季節感を克服できるビジネスフォームの開発などにも努力する必要があります。

「雪ん子」のCTI受注機能や配送サイクル設定機能などを活用しての関連ビジネス展開の要望も高まっています。

いよいよ、SSを起点とする新たなビジネスフォームの開発を目指す時期に入ったようです。可能性も高まります。