ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

こんな冬は・・・

2007年02月03日 23時31分18秒 | Weblog
上州はカカア天下と空っ風。
北毛といって群馬でも新潟に近い北の地方は結構例年雪が降るところです。

前橋、高崎は関東平野ですが「赤城おろし」といって寒くて乾燥した北風が吹きまくり過ごし難い地方です。
ところが、九州でも雪が降っているのに高崎では今年一度も雪が降っていません。
こんな年は生まれて初めてです。

昨日は雪の東北へそして今日は雪の東北福島から新潟へと移動。
そして、上越新幹線で高崎到着。そうしたらまるで春の陽気です。
どうなっているのでしょう。やはり、どう考えても異常気象です。
数年後にはこの地球が映画の「デイアフタートモロー」のような状況になってしまうのかと思われるような気持の悪い異常気象です。

ところで
どうも業転市況も反転の様相を呈してきたようですね。
この状態での「仕切り上げ」はリテール業界にとって非常に困難な末端転嫁の状況が発生する可能性が大です。

急激な下げ競争から反転した上げでは価格転嫁が遅れると利幅は少ない状態からさらに縮小する事が懸念されます。今度ばかりは一部の過激な地域での業界動向に注目です。

一部では淘汰のスピードが速まることでしょう。
毎年繰り返されてきた言葉ですが今年は本当に勝負の年になるのかも知れません。

本日も出先の携帯電話に某販売店経営者から悲鳴のような市況情報と経営環境懸念の言葉、SSを閉めてでも灯油で生き残る覚悟の言葉です。

いかに灯油が「親孝行商品」でもSSの穴埋めまでは難しいかもしれません。
しかし、商品単独で考えれば生き残りは充分可能な収益性です。
私も一緒に考えています。

灯油ビジネスに対する期待感が高いだけ、責任も重大です。
頑張りましょう。