ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

基幹業務統合と直売部門強化

2007年02月08日 12時48分45秒 | Weblog
中堅以上の特約店では本格的な「コールセンター」を設置していままで各SSなどで分散受注していた受注業務を集約統合しています。もちろん灯油配送から販売店受注、大口向け直送受注、から、工業用潤滑油への対応、土木工事のパトロール給油管理まで全ての受注をCTIによる本格的な「コールセンター」で受注対応することで受注サービス体制を充実させ顧客CS向上と業務省力化を実現しています。

アルバイトスタッフが多いフルサービスSSでは電話による灯油受注などでミスや受注忘れが発生しやすくお客様にご満足いただけるような対応ができません。もちろん、工業用潤滑油などの専門知識や前回納入履歴などもわかりません。
なにより、給油作業やフィールド業務が手一杯で満足な受注対応などできるはずもありません。

そんなケースでは、「ペトロマスター」を駆使してのリアルタイムな在庫参照で、全商品の仕入れ単価や前回納入単価確認が即時対応できます。特殊な潤滑油やグリス、切削油からタイヤなどの特定商品も施設別検索により一瞬で在庫検索できますから即時対応販売が可能となります。
顧客情報はもちろん特殊潤滑油などでは仕入先の特定や仕入れ単価、前回納入単価などの商品情報も「ペトロマスター」のコンピューター画面を見ながら即時対応できます。

欠品発生などのケースでは受注データをそのまま「発注データ」として送信したり、納入確認で売り上げ処理作業も一元的に完了するわけですから、重複処理や計上漏れの心配は絶対に発生しません。

リアルタイムな、「粗利益管理」、「売掛金管理」「買掛金管理」「油種別仕入先別仕入れ平均単価」「全ての商品在庫管理」「仕入先別EDI電子商取引(発注連動)」「資金繰り表作成」「会計システム連動」による試算表作成、「軽油税納税申告帳票」、「遡り単価修正(仕入れ・売り対応)」など石油流通に関する専門的な業務を全て単独の「ペトロマスター」で基幹業務統合できてしまうのです。

これにより本社や支店の業務管理コストを大幅に削減する事ができます。
これが、即効性のあるまさに抜本的な経営改革です。
拡販競争ではいつまでたっても結論は出ませんが、コスト削減は即時に経常収支を押し上げる即効性がありますから一気に経営改革が進みます。

石油流通の中核商品の販売強化と業務コストダウンを同時に実現できるのです。
まさに、ERPパワーによる経営効果です。

石油流通のプロとして、直売部門の中核となる多品種の潤滑油販売強化などには絶対の強みを発揮する事ができます。
石油流通のプロによるプロのための究極の専用ソリューション。

我々の「ペトロマスター」をぜひご覧ください。

全国プレゼンテーションを受付中です。

灯油の新たなビジネスモデル開発

2007年02月08日 05時48分59秒 | Weblog
現在、朝4時32分。
昨晩は9時に寝て今朝はすでに起床。

今年の上州、前橋、高崎はカラカラに乾燥。
まさに「空っ風」。
この地域で雪を見ない年なんてのは生まれて初めてです。

マンションなどでは
加湿器を掛けて寝ても喉がカラカラに乾いてしまう。
風呂に入って頭を洗っても30分で乾いてしまいます。
ドライヤーも不要。

このままでは2月中に桜が咲くのかな? 
まあ、それはなかろう・・
しかし、梅は咲くかもしれません。
今朝の気温は6度です。昨日も日中では17度まで上がって、すでに花粉が飛んでいるようです。

今年の暖冬は、石油業界ばかりでなく色々な業種に影響を及ぼしている。
暖冬で泣く業種に笑う業種。いろいろです

風邪薬や目薬などは売れているようです。
高崎駅には西口と東口の両方に大型の薬屋「マツモトキヨシ」が出店している。
会社の近くにも大型のドラッグストアがあります。薬屋は本当に多いです。
こんなに薬屋が多いんだから、この地域の生活環境がよいはずはないのだろう。

SS併設店舗として、薬屋がよいかも知れない。目薬なんか売れるかも・・

関東ではゴルフ場はホクホクで、上信越のスキー場は雪がなくて大変だといわれています。しかし、ゴルフ場の支配人に言わせると、例年積雪で新潟や長野のプレイヤーからたくさん予約が入るのだそうですが今年は少ないそうです。

今年は雪国の新潟、長野でも真冬にゴルフができる気候なのです。

さて、石油業界の話題ですが、昨日も複数の元売販社の役員さんから灯油に関する前年度との収益格差の話題。販売数量動向と粗利益の相関比較データなどを求められています。販売店向け卸売りは20%強の販売減。自社配送部門数量は微増。収益は向上しています。粗利益率は30%近いようでです。
乱売中のガソリンと比較して灯油は「親孝行商品」となっています。

昨日の某広域ディラーとの打合せでは、灯油販売部門の独立強化が今後の方針です。灯油に関していえば一般業者と元売販社や大手スーパーディラーでは今後の販売方針の温度差が大きいようです。

燃料転換だ減販だと今後SS業者ではさらに経営的な問題で灯油を店頭販売だけに限る業者も増えてくるはずです。配送コストと収益販売ラインを割る販売業者が多発しています。一方では直売部門や配送集約化を推進する企業もあります。

店頭と配達の棲み分けは明確化していますが、理解はできても物理的に配送体制構築が不可能な業者が多発しており「格差」が拡大しています。

灯油販売戦略の新たなビジネスモデルは今後システムとしてさらに強化され確立されます。

配達灯油は必ず、石油ビジネスにおいて収益の中核となります。