ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

街並みの変化と業態変化

2007年11月02日 16時22分34秒 | Weblog
用事がありまして、不動産屋さんの車に乗せられて、先ほどまで久しぶりに高崎市内を車で走ってきました。

よく考えると、昼間に地元を走ることなんて意外と少なかったので、道路も拡がり、商店街の流れもかわってその変貌に驚きました。

仕事の関係で外ばかり出ています。街並みの変化は意外と足元でも起きているものです。

仕事柄気になるのは、やはりSS数の減少です。
市内のSSは本当に減少しましたね、そして郊外に移転しています。

新しく出来たバイパスの畑の真ん中やショッピングセンターの周辺には新設の立派なセルフができています。価格は、セルフで(148円/L・レギュラー)、フルサービスで150円が多いようです。さすがの激戦地も一応の価格転嫁です。

確かに、旧泰然とした町並みからこれだけ一転したら、SSのリニュアル再投資など考えないはずです。閉鎖して移転する方が投資効率面からも正解だと思います。

ちなみに、興味があるので、もとSSだった敷地の転用についてよく見ると面白いですね、大手レンタカー会社、奇麗なショールームのカーディーラー、一階がコンビニとコインランドリーのオフィスビル。飲食店の複合ビルもあります。

パチンコ屋で成功したSさんの立派な自社ビルの一階はフルサービスの奇麗なSSになっています。やっぱり石油畑で頑張っているんですね。

時代や街並みの変化でビジネス立地も変わります、適応するビジネス業態も変わるのは当たり前なのでしょう。
ですから、これが自然なのかも知れません。

ヤマダ電機の本社ビルは凄いですね、骨組みができていますが新幹線の駅舎よりも大きいようです。

とにかく、駅周辺はマンションブームですね、こんなに沢山出来て誰が入るのでしょう。

聞いてみると、
「都内まで、新幹線で一時間です。湘南新宿線もあります」
「既に、山手線か京浜東北線の感覚ですね」
確かに朝は通勤用の始発新幹線の乗客が増えています。

地元の人間には近くて遠い都内のようですが、
マーケットは大きな変化です。

ファッションや流行商品は都内へ直接買物に、郊外のアウトレットモールが急増
していて、デパートや地元商店街は苦戦しているようです。

それでも、シャッターが下りている店が無いのは救いです。

SSばかりではありません。何の商売でも、大変ですね。